監督が郭虎と任海涛で脚本が刘芳(他3人)の全40話。原作は藤萍の《吉祥纹莲花楼》です。
主要な登場人物
李莲花/李相夷(成毅)
神医と評判の町医者李莲花にはもう一つ別の身分があるがそれを隠して暮らしている。
その身分とは10年前に金鸳盟盟主の笛飞声(肖顺尧)
と戦い、その後忽然と姿を消した四顾们门主李相夷。
その際に負った打撃から余命わずかとなり姿も変わり
馬で引く一軒屋莲花楼に住みながら江湖をさすらっている。
そんな李莲花とひょんなことから知り合った、李相夷を師と仰ぐ方家のお坊ちゃま方多病(曾舜唏)は
婚約を迫られたお姫様との結婚は無理だし、自分はやりたいことがあるんだと百川院(警察っぽい組織)に入り、様々な事件を捜査しようとやる気満々。
そんな方多病と、方多病に連れ回されることになる李莲花、李莲花が李相夷であることに早くから気づき「李相夷の病を治して今度こそ決着を着ける」と意気込む笛飞声の3人は、道中を共にしながら仲を深めていく。
そうして旅するうちに、李相夷と笛飞声が深傷を負うことになった10年前の戦いに隠された秘密が少しずつ明らかになっていく。
感想
これ謎解き系ですし、その最後に明かされていく秘密については知らない方が絶対に楽しめると思いますので、あらすじについてはこれ以上書けることがなくて、本日は大まかな感想になります。
実は最初ちょっと寝落ちしたりいまひとつ乗り切れなくて。
前半いくつかの事件を解決するんですけど、ここは証拠がどうとかトリックがどうとかっていうのを映像で見せるより台詞で語ることが多くて。
でも、なんで一緒にいるの?な3人組の雰囲気と見た目とキャラが良くて、それだけでスルスルっと最後まで完走できたというか。
ヴィジュアルも仲もいいなんて…♡
成毅の殺陣はいつも通り美しかったし
悟りを開いて飄々としている感じも似合ってたし。
で、以前から不思議に思っているんだけど、成毅ってバラエティだと「この子ちょっとアホの子かな?」ってくらいど天然で、抜けてるのに(カワイイ♡)
なんでこんなに綺麗にセリフと殺陣覚えられるんだろ。
成毅の現代装ドラマ《南风知我意》は気分乗らなくて見ていないけど、上海での撮影だったはずなので、そのうち覗いてみるつもりではいます。
反派のお1人鱼丽谯を演じた王鹤润。
かわいい役もいいんだけど、この人意外とこういう変な役似合うな〜。
個人的な感想である旨お断りしておきますが、最後に一つ小言を言いたい。
最近番外編があるドラマ多すぎない?
特に、ほんの数分の番外編で本編とは方向性の違うエンディング持ってくるの好きじゃない。
《莲花楼》もご多聞に漏れず番外編ありますけど、私はこれいらなかったと思っていますし、今後はもし番外編を見たとしても、決められた話数での内容でそのドラマの好き嫌いを判断したい。
そんなこと思うの私だけかもしれないけど、番外編でラストを濁すなんて、プロ意識に欠けている気がしちゃうんだなー。