監督が李漠で脚本が郎群力と李桃の全14話。原作は柳翠虎の同名小説。
登場人物&あらすじ
法律事務所で下っ端として働く弁護士の唐影(蔡文静)は、常に冷めた目で物事を見る、ちょっとスカした(装腔)タイプ。
出張で利用したフライトで隣になったビジネスマン
投資銀行でチームを率いる優秀な金融マンで、唐影と同じくちょっとスカした许子诠(韩东君)と出会う。
ブランケットを渡してきたり香水語ったりの许子诠にあまり良い印象を持たなかった唐影でしたが
出張を終え普段の生活に戻ったあとも、偶然公私にわたり许子诠と絡むことが重なり、お互いに好意を持ち始めていく。
感想
まず
男主を演じた韩东君がクソイケメン♡(言い方)であったことをご報告申し上げます。役のキャラができる男なワケなので、さらに輝いちゃってました。
もっとも若い頃から確かに美しいお顔だとは思っていましたが、そんなに好みだと思ったことはなかったんです。
それでもこのドラマの韩东君はとんでもなく色っぽくて、ときめかずにはいられない。甘ーい言葉をしれっと吐くイケメンってさ…
韩东君って92年生まれなんですね。歳を重ねて少年っぽさを程よく残しつつも渋さと余裕が上手く出てきている感じがします。
《无心法师》は完全なる現代装とは言えないから除外するとして、他の現代ドラマでもあんまり魅力を感じなくてリタイアしていたのですが、このドラマは男主のお色気だけでも見る価値ある。
内容も普通に面白い恋愛ドラマ。
お互い好きだという気持ちはあるんだけど、どうやって、そしてどちらから近づいていくのかの駆け引きなんかもわりと丁寧に描かれていて、その過程がもどかしく感じないテンポで作られています。
若い子の恋より、少し大人っぽい、曖昧な関係の妙を楽しむラブストーリー。とは言ってももはや我が年齢からしたら可愛らしいし初々しいけどな。
でさー、個人的にハードルが高いと思っているカップルイベントの1つがキャンプなんだけど
この2人も漏れなく行って苦労していた。その苦労って喧嘩の元になることもありそうじゃないですか?困難が二人の仲を縮めることもあるのか?
逆に上手くいけば尊敬の念もわくけども。
こんな時代なので、どちらがってことでもないけど、どちらかにちゃんとした知識と経験(&財力)がないと、ものすごーく雰囲気悪くなりそう。
最終皆さまそれぞれの幸せを掴んで終わる仕様となっておりますので、安心してご覧あそばせ。
韩东君に少しでもご興味ある方は必見《装腔启示录》なのでした。