ジャンルはミステリーです。あらすじに詳しく触れていませんが、何も知りたくない方は以下立ち入りご注意ください。
監督が刘海波で脚本が娄霄鹏で全24話。原作は娄霄鹏の《暗夜之光》
登場人物&あらすじ
1997年に起こった猟奇的な連続殺人。捜査チームを率いていた卫峥嵘(陈建斌)と
その部下の陆行知(陈晓)
必死な捜査にも関わらず犯人を見つけ出すことはできないまま連続殺人はピタリと止まり、失意の中卫峥嵘は第一線の刑事から閑職へと異動する。
それから13年。2人が捜査した1997年の殺人事件と共通点のある殺人が再び起こり
当時はヒラ刑事だった陆行知が中心となり、すっかり角が取れたように見える卫峥嵘と共に再捜査を始める。
最初の殺人からの13年間、この事件に囚われていた刑事たちとその家族は、新たな人生のスタートを切ることができるのか。
感想
大陸放送時にリアタイしていたミステリーが2本。それがこの《尘封十三载》と《漫长的季节》の2本。
最近は大陸ドラマはリタイアが多くてラストまで行けるのはミステリ系が多くなっているのは単に個人的な好みの問題なんだろうなぁ。不思議と他の国のドラマだと恋愛ドラマもまだまだイケる気がするから、大陸ドラマ的恋愛表現に飽きてきたのか。
さてさて、視聴後時間が経ってしまって少し感想の熱度も下がっていそうだけれど、おススメ具合としてはかなり上位なので2本とも記録は残しておこうと思います。
過去と現在が結びつくパターンの謎解きものってここ数年よく見かけるなぁとは思うけど、どちらもすごく好みではありました。
同じような構成(と言っていいのかは分からないけれど)の2本のドラマだけれど、こちらの特徴をあげるとしたら事件が猟奇的であるということか。
このドラマ、13年前に起こった絵画を模したと思われる連続殺害事件と、その事件に関わった2人の刑事の執念が最終的な解決に導く物語なので
何も知らずに見た方が絶対に面白いし、特に書ける感想はないんだけど
物語の始まりである猟奇殺人がとある絵画(作品については最後に追記しています)を模していたり、残された証拠の品がどれも意味深だったりで、謎が明かされることへの期待値が上がるし
「そうだったのか…」と、結末は悲しみも感じる展開でしんみり。
クリミナルマインド(までは凝ってないけど)系がお好きな方には楽しく見ていただけそうな気がする《尘封十三载》なのでした。
※ネタバレ気にして書いていませんでしたが、公開してしばらく経ちましたので追記します。
このドラマの犯罪の元となるのがボスの《快楽の園》でした。