監督が李阳、脚本が杨十夜で全30話。
李阳は《明月照我心》の監督でもあったし、共通する国の名前も出てきたりします。俳優さんも被ってるし。
汐月の云修(倪寒尽)とか
いい意味で制作の開き直った徹底ぶりを感じるシーズン3。
1と2の面白かったところを大盛りに入れ込み、あー、コレコレ、コレよー!と視聴者を喜ばせる。
そこに乗っかって楽しむドラマ。
そんなノリなので、1と2は見てから3に臨ばないと全力で楽しめないドラマでもあります。
正直1と2を見てから時が経ちすぎていろいろ忘れているため
そのネタどこから来たのかよくわかんないんですけど〜
っていうのも多々ありましたが、なんとなく覚えているものも含めて、軽く受け流しても楽しめました。
しかしながら、忘れているのと知らないのとでは微妙に違う気もするので、やはり順番通りに見ることをおすすめします。
3をみられる方は1からご覧になっている方が多数だと思いますので、今日はあらすじについては大きく端折ります。
「どうしてワタシばっかり子育てしなきゃいけないのよ💢」と喧嘩していた2人は镇魂珠の異常で
平行時空の先の東岳へと移動します。
その世界は元いた東岳とは男女の役割が逆になっていて、女帝が治世しています。
东岳の二公主曲檀儿の身体に入り、記憶が残っている曲小檀(梁洁)は、記憶を失っている墨连城(邢昭林)の記憶を必死になって取り戻そうとします。
そのうちに、一瞬記憶を取り戻してもキスすると忘れちゃうということが分かりますが、2人のキス愛は止まりません。
途中からどっちの城城なのか、見てる私が分かんなくなっちゃったりして。
でも、2人で頑張って元の子供のいる世界に戻るっていうお話です。
今回の男2も可哀想な役所…墨连城の兄の墨言忱(方逸伦)
幼馴染の曲檀儿といざ結婚できると思ったら、肝心のお相手の中身は曲小檀という別人になっていて…
そんなこと知る由もないから、どうして曲檀儿は急に自分に冷たくなり、弟の墨连城にばかり気持ちを向けるのか分からなくて、ものすごく辛い思いをします。
あぁ、かわいそう… (´;ω;`)
さて、シリーズなので
この2人が
こうなって
こうなる。なんか垢抜けたよねぇ、予算もあると思うけど。
主演の2人のバランスや、キスもギャグもパターン化されることによる抜群の安定感。
でもちょっぴり新鮮味が薄れるってあるんですよね〜。なんちゅうか、こちらの見たいという気持ちを煽ってくるような勢いが特に終盤落ちるっていうか。
普通に面白かったと思いますが、個人的にはここで終わりにしてもらったら、楽しいラブコメ古装として記憶に残せそうなので、4を希望していません。
見るのに気合が必要だったということも全くありませんし、全体を一まとめにしてきちんと見終えた感があるので、やり遂げた(見届けた)という意味でも見てよかったと思う《双世宠妃Ⅲ》なのでした。
Ⅱ見たのがどうやら2018年の年末頃だったらしい。あれからもう2年半も経ってる〜