10月24日の上海市での事件。
10月24日、上海市虹口区广灵四路365弄13号二階住居で天然ガスの爆発が発生。幸い死亡者はないそうです。住民の男性1名が病院に収容されました。
上の2つの写真はこちらの新民網サイトから引用。
こういうガス漏れ事故はたまに日本でありますね。今回はわりと被害が少なくてよかった。近所の人は迷惑をこうむりましたね。
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10月22日の上海市での事件。
写真は上海熱線のサイトから引用。「道具」dàojùには芝居の小道具という意味もある。
22日11時頃、上海市地下鉄10号線、交通大学駅に入場しようとした男が爆弾のようなものを持参しているのを係員が発見した。一見ダイナマイトにも見えるが、おもちゃだったそうです。
なぜこんなものを持ち込もうとしたのかは報道されていません。
こんなことはしてはいけませんね。
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10月24日の事件。これは上海の出来事ではありません。
10月24日14时03分,陕西省榆林市府谷县新民镇の住居で爆発が発生。14名が死亡、150名以上が負傷したそうです。報道によりこの人数は異なるようです。
今回の事故現場では深さ3m以上の巨大な穴が地面にあき、かなりの規模の爆発と思われます。
写真はこちらのニュースサイトから。
この日は中国共産党第18期6中全会が始まった日で、この事件に関するSNSは当局が片っぱしから削除しています。青島の爆発事故のような批判を避けたのでしょうか。したがって公式発表(?)だけが報道されています。
この地域は以前石炭採掘が盛んでした。採掘のためと思われますが、自宅に不法に爆発物(ダイナマイト?)を所持する人がいて、2006年にも同様の爆発事故はあったそうです。ただし今回の方が爆発規模が大きいとか。
壊れた建物の上部に「新民医院」の看板がみえます。こちらのサイトから引用。
爆発現場の近くには病院も幼稚園もあったそうです。上の写真のように病院は被害が甚大です。同業者として被害の程度が心配です。
こういうことが二度とないように、危険物の管理はしっかり行ってほしいですね。