上海では毎年夏にもインフルエンザが発生します。日本でもたまに夏の発生があるのですが、上海ほどみられません。

今年も、例年より遅めですが、8月になってA型インフルエンザの患者さんがでました。

下のグラフは2014年1月から今年7月までの私が勤めるクリニックでのインフルエンザ患者数推移です。鼻汁を採取して検査で陽性を確認した人数ですから、実数はもう少し多いです。



青がA型インフルエンザで、冬だけでなく夏にもピークがあります。一方、赤線のB型は冬にしか発生しませんね。

今年は7月に患者さんがなかったのですが、8月に出始めました(上のグラフは今年の7月までの集計)。

予防のため、夏にも手洗いはしっかりしましょう。手洗いはインフルエンザ以外の感染予防にも有効です。

また、発熱者は無理に人に会わず自宅で療養しましょう。急な高熱の原因はインフルエンザの可能性が高いです(「◯時」から急に熱が上がったと自分でわかることが多い)。

心配なかたは医療機関で相談して下さいね。
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