デリバリー(宅配)された食事で食中毒が発生しました。
・発症は6月27日。
食中毒を起こした料理を提供した店「张姐烤肉拌饭」のネット注文画面。こちらのニュースサイトから引用。
・浦東にある「张姐烤肉拌饭」で作られた料理を食べ、20人が嘔吐、下痢、発熱を起こした。患者の多くは大学生であった(復旦大学、上海中医薬大、中国美術学院など)。
・同レストランは営業許可がなかったらしく、店は閉鎖された。
・食事はネットの饿了么(www.ele.me)、口碑(wainai.koubei.com)から注文された。(以上はこちらの報道から)
当然のことながらいままでも食中毒事例、未許可レストランの参入問題はあったのでしょうが、9月1日からの新しい規則発効に合わせて今回の事例は報道されたようです。
従来はネット業者・配送業者側に、料理を提供する業者をチェックする義務は明確でなかったようですが(しなくてもよかったということではない)、これからは料理の業者を監視する義務がより明確になるそうです。
同時に、配送員の健康証明の有無、配送器具の清潔さや適切さ、温度管理なども当局がチェックするようになるそうです。
写真はこちらの記事から引用。今回の事件とは別の報道をしている記事です。
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レストランのネット宅配はとても便利です。街中たくさんの業者が走ってますね。自分でも時々利用します。
ただ、衛生面で怪しい配達員が一部にいるのは事実です。さらに、作っている人たちがきちんとしているかどうかにいたっては、ユーザーには普通わかりません。
今後はデリバリーの安全性について注目していく必要がありますね。宅配においても中国の食の安全が早急に向上することを、ユーザーの1人として祈りたいです。
*上記は饿了么、口碑を使わない方がいいという趣旨ではございません。