桂歌丸師匠が笑点の司会を引退されるそうです。NHKのニュースでも取り上げられていますね。


> 落語家の桂歌丸さん(79)が、民放の演芸番組「笑点」の司会を来月の放送を最後に降板すると発表しました。落語家としての活動は今後も続けるということです。
> これは桂歌丸さん本人が、30日行われたテレビ番組の収録で明らかにしたものです。歌丸さんは「笑点」に
50年前の第1回の放送からレギュラーとして出演し、平成18年からは5代目の司会者を務めてきました。
> 去年6月には背中の手術や腸閉塞などで入院と退院を繰り返すなど、体調を崩して一時、番組を休んでいましたが、その後、復帰し、出演を続けていました。歌丸さんは降板の理由について、体力の限界と説明しているということで、関係者によりますと「寂しい気持ちはあるが、司会を若手に譲ることで番組を長く続けてもらいたい」と話しているということです。(後略)

 

なぜか記事の中では触れられていませんが、歌丸さんは慢性肺気腫(COPD)を持っています。これは公表されています。COPDは喫煙が原因です。肺の中の「肺胞」という酸素交換をする小さい袋が壊れる病気です。息切れや咳、痰が主症状で、病気が進行すると在宅酸素療法が必要となります(外出時に酸素ボンベを持って歩くこともあります)。



写真はこちらのサイトから引用(元記事サイトはもうないようで、見つけられませんでした)。

 

歌丸さんはいまは禁煙されているようですが、以前は喫煙者で、禁煙啓発運動にも協力されています。

 

タバコの影響には個人の感受性の差(体質の差)が大きく、喫煙者がすべて自覚症状のあるCOPDになるわけではありません。しかしCOPDになるかどうかを事前に知る(体質を調べる)方法もないので、やはり健康保持には禁煙をするのが賢明な態度でしょう。

 

 

歌丸師匠、50年間おつかれさまでした!
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