睡眠不足で風邪をひきやすいのは実感がありますが、どのくらいひきやすくなるか、数字で示した研究はあまりありません。
下記にデータを示します。
論文内の数値から当方でグラフを作成。
風邪をひく頻度が、睡眠時間7-8時間を基準にすると、5時間以下の睡眠では28%増加します。これはアメリカの研究で4月11日に発表されました。論文はこちら。
インフルエンザ・肺炎・耳の感染に限ると、7-8時間睡眠よりも5時間睡眠ではかかりやすさがなんと82%も増加するそうです。
上海の駐在員の方は残業が多く、睡眠不足のひとが多い印象があります。もっとも、クリニックでは病気になってから受診する人に接しているので、そう感じやすいのかもしれませんが。
風邪の予防のためにも7~8時間の睡眠は確保したいものですね。