上海でデビットボウイの最新アルバムを聴くとは思わなかった。

デジタルミュージックは便利ですね。どこでもダウンロードできる。

写真はボウイのHPから。


1月8日、ボウイの69歳の誕生日に合わせて3年ぶりにリリースされた★(読みはブラックスター)を聴いています。

ボウイ28枚目のスタジオアルバム。



彼のアルバムは今まで全部聴いていましたが、97年のEarthlingあたりから、さすがにもう時の人ではないなと感じてました。

そりゃあいつまでもジギー・スターダストではいられませんよ。

でもその後も、ほとんどお布施を払うが如く、新しいアルバムが出る度に買い続けていました。

惰性で聴いていた感じ。



が、今回のアルバムは素晴らしい。

まず、このカッコいいドラム誰だ~!?から始まったのよ。この写真のドラマーです。

写真はこちらから引用。

マーク・ジュリアナ。注目のジャズドラマーらしい。ワタクシ最近の若いプレイヤーの情報には疎くってね。こんな才能に溢れるドラマーがいたのね。

タイトに変拍子入れてくるのがしびれるな。


本作★(Black Star)ではいつものボウイ節は健在でした。なんか若返った感じ。

前回のThe Next Day(2013年)で聴かれた、か細い声に、このままおじいちゃんキャラで行っちゃうのか、と余計な心配をしてましたが、杞憂。

まだあと30年は生きるな、このヒト。

アルバム構成は、かつての1.Outside(1995年)のようなダークな世界観の曲が多くて、いいわ~。

ブライアン・イーノのようなプロジューサーと組まないと、こういうアンダーな味は出ないと思ってましたが、トニー・ビスコンティもやればできるね。そういうトニーも71歳か。

とにかく、ボウイ、誕生日おめでとう。

しばらくヘビロテで大事に聴くね。

次のアルバムはしばらく出さなくてもいいから、体を大事にね。

あなたはもう十分レジェンドです。



それにしても、ホント長寿社会ね。
タモリは70歳だし、黒柳徹子に至っては82歳だよ。

にほんブログ村