こんにちは上海ガニです

 

明けましておめでとうございます、久々の更新です

 

2016年は色々と忙しい年だった、大学で選択科目を過剰に選んでしまい必修科目の合格も一時は危ぶまれる程多忙であったが無事全部やり遂げ現在はこの長い休暇を楽しんでいる。来学期はもう選択科目を選ばなくてもよいのでウッキウキのヨッシーだ。

 

 話が逸れてしまわない内に本題に入ろう

 

去年の11月頃、カニは諸事情で兄と共にボストンとニューヨークに行っていた、USAである。アメリカに行くのは初めてではなく高校生の時にもテキサスへNASAを見学しに行った事もあるのだ。因みにこの時自分はカニ一族の歴史上初めてアメリカ大陸に足を踏み入れた人間になっている、後世語り継がれたいものであるニヤリ

 

 13時間以上のフライトは豪国や欧州で度々経験しているから辛いという程ではないが中間テストを終えてすぐのフライトだったので今回は堪えた。

 

 少々フラフラながら兄と他の便から来た知人達と空港を出てTAXIを呼んだ、これが騒動の始まりだった。

 

TAXI車の運転手はアメリカでは普通に見かけるインド系だったと思う、ちょっとした時間の間彼とお喋りをしたが何の不安も感じさせない何処にでもいるような気質の運転手だった。

 

空港から大体30程かけイタリア系レストランが佇むストリートで停車しそこで全員降りようとした。お値段ざっと$40程だ、しかしお金の支払で思いがけないトラブルが生じる。我々一行4人に対して1人づつ払えと言うのだ、もともと行き先は宿の関係から二箇所お願いしていたがそれでも道理に合わない要求である。

 

これに兄が立腹で払ってやっても2人づつまでと引かない、それに対し運転手は小さい紙を出し「この州の法律だ」と毅然とした態度で説明するがどうにも腑に落ちない。兄は依然引かず今度は警察を呼んで話を着けようと切り出した。ポリスメン、Call of Dutyの時間だ。

 

これに対し運転手は「どうぞ呼んでみて、無駄だと思うがね」とヒキガエルの様な余裕の面を見せつけてくる、なので兄が本当に警察を呼ぼうとしたら運転手の様子が豹変した。彼はトリガーを引いた機関銃の様に怒り狂い銃

ムキー「Get out from my cab! Mother F0ckers! There is America! Not Japan!」

と怒鳴り散らし始め、流石に我々一行も恐怖を感じお金$40だけパッと置いて荷物共々この物々しい場から脱出した。

 

大変な目に遭ったが大都会ボストンの町並みは前時代的建物との融合で故郷の横浜を思い出した照れ

 

そこそこ怖かったがボラれずに済んだとお互いを讃え合いその場で別れた。後日別のTAXIに乗って昨日の事を話すと

「ああそれは間違いなくお前らをカモろうとしてた、何処のTAXI会社だ?クソッタレめ」

と❝OOの面汚しよ❞の口調でTAXI運転手のプライドを遵守している様子を見せてきた、実際手際よく我々を目的地まで放り込んでくれた、サンクスブロ。

左側にあるレンガ造りの消防署がオシャンティー

 

その後、数日かけてボストンでの用事を済ませニューヨークで観光と洒落こんだのだがここで兄が面白いサービスを利用していた、UBER=ウーバーという炎タイプのポケモンを思い出すサービス名だ。

 

数日前のようなTAXI運転手を選んでしまった反省としてUBERを使っていこうと言うのだ。カニは最初本当に信用できるのかと疑っていたのだが数回ほど乗ってこのサービスの良さを肌身に感じる。UBERは一般のドライバーが依頼者の位置情報を頼りにそこまで来て車に乗せて後はTAXIの如く目的地まで転がり込んて行ってくれるのだが両者の一番大きな違いはUBERはスマホのアプリで目的地を決めて現在位置からそこまでの距離で料金を割り出して決済するのでドライバーとの間に直接の金銭的取引が発生しないし乗った後に金額が変動しない事だ。

 

11月のニューヨークは気温が酷く低い上に風も強いのでUBERでの移動は助かった

 

ボラれる可能性が高いTAXI的移動手段の中で電車で切符を買うのと同じように安心して利用できるのがUBERの強みというわけ、絶対的に信頼できる日本や多少遠回りされてもお安い中国のTAXIを使っているとあまり実感しないのだが金額が安くない上に完全に言葉が通じる保証の無いアメリカでは有り難さが心に染みるだろう。

 

お値段はぶっちゃけ真面目なTAXI運転手と比べるとチョイ高なのだが効率の良い安心なアメリカ旅行をしたいのであれば一考する価値は十二分にあると思う。

 

久々の更新でしたがまた今度

 

タイムズスクエアは残念ながら曇りで綺麗に撮れなかった…