先週の木曽路旅の2回目です。
第1回目の記事は こちら です:
https://ameblo.jp/shanehashi/entry-12769589980.html
ダイヤの乱れもあり、木曽福島で5時間半の滞在の後、中津川行の普通電車に乗りました。
2両編成の電車は、ほぼ座席の半分が埋まった状態です。
半分空いているといっても、カバンを置いている人も多く、気兼ねなく座れる席は限られてました。
途中、大桑辺りの景色です。
次の目的地は、野尻でした。
駅名標を撮るのを忘れてしまったので、また電車の写真です。
野尻は中山道の40番目の宿場があったところです。
野尻宿は、奈良井宿に次いで宿場の長さが長い宿場だったそうです。
古い建物は僅でした。
通りにはお店も少なく、その限られたお店もシャッターを閉じているところが多く、寂しい雰囲気でした。
静かな集落には、二匹ほどの猫がのどかに過ごしていました。
宿場の東の端から西の端までゆっくり散策したのですが、それも30分ほどで終わってしまいました。
次の電車は、2時間後なので、1時間半ほど時間がありました。
木曽福島に続いて時間を持て余す事になったのですが、古い町屋の建物で喫茶店を営んでいるお店がありました。
「刀」さんです。
https://coffeekatana.business.site/
お店の前に、ワインもありますという表示があったので、これを頼みました。
ついでの、好物のアイスクリームもあったので、合わせてオーダーしました。
奥の座敷の様子です。
飾ってあるのは、アルプスホルンだそうです。
大桑の木がスイスに輸出され、ホルンに使われているという事で、そのホルンが展示されているそうです。
お昼過ぎに木曽福島で過ごしたカフェもとても落ち着いた佇まいでしたが、この「刀」も心休まる素敵なカフェでした。
小一時間程、のんびりとワインを頂き、野尻駅に戻りました。
日も傾きかけている時間になっていました。
特急「しなの」や貨物列車が通過していきます。
駅には小さな子供さんを連れた若い家族連れがいらっしゃいましたが、「しなの」の通過を見送ると帰られてしまいました。
まだ午後の4時すぎですが、山あいの野尻ではすでに日没を迎えていました。
そして、16:37の中津川行の普通電車で帰路に就きました。
今回は、待ち時間の多い旅になりましたが、雰囲気のいいカフェで、豊かな時間を過ごす事が出来ました。
今まで、目的地を巡るのに齷齪し過ぎていたようにも思います。
これからは、旅先でこうした、のんびりとしたひと時も楽しんでみたいと思います。
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