先週の3連休に京都に行ったところですが、今日は好天になっるというので、2週続けてになりますが、木曽福島に行ってきました。






木曽路は、昨年の10月に馬篭・妻籠、今年の4月に奈良井・宮ノ越を訪れています。
今回は、中山道の関所のあった木曽福島と、野尻宿を訪れました。


今回も早起きして、名古屋発7:00の特急「しなの」に乗車しました。



コロナも下火になり、旅行支援が開始したこともあって、「しなの」は満席でした。
ちなみに、旅行支援と言っても、僕の様にJRの切符を買って出かける人には全く恩恵がなく、とても不公平な政策です。


木曽路の景色は今日も美しく、今回は沿線の見どころ、寝覚ノ床の写真もうまく撮ることが出来ました。



目的地の木曽福島には8:28には木曽福島に着いていました。
観光案内所もすでに開いていて、パンフレットと見どころの情報を仕入れて散策をスタートさせました。

木曽福島は、木曽川沿いの谷間に発達した街で、集落は駅から下ったところにあります。
町からは、中央本線の線路を仰ぎ見る事になります。



木曽福島には中山道の関所だけでなく、宿場もありました。
また木曽一帯を管理していた代官所も置かれています。

その福島宿の佇まいが意外にも残っていました。




その先には、木曽川沿いにせり出すように町屋が続く崖屋造りの町並みもありました。



その後、代官所跡の山村代官屋敷と福島関所跡の資料館に立ち寄りました。

 


関所跡は新居関や箱根関、気賀関なども訪れましたが、ここも入り鉄砲・出女の取り締まりは厳しかったようで、幼い女の子を男の子として関所を通り抜けようとした人は、それが発覚し、獄門になってしまったそうです。


福島関の資料館の後には、木曽川を渡ったところにある興禅寺を訪れました。
この興禅寺は、先週に京都で訪れた臨済宗妙心寺派のお寺でした。
 妙心寺を訪れた際の記事はこちらです:
  https://ameblo.jp/shanehashi/entry-12769091130.html



妙心寺は庭園の綺麗なお寺でしたが、この興禅寺も、綺麗な石庭で知られています。
石庭の広さは東洋一という事です。



興禅寺には木曽義仲のお墓もありました。
この興禅寺を訪れ、ほぼ福島のおもな見どころは見終えた事になります。


次の目的地は、前回訪れた宮ノ越の予定でした。
宮ノ越の徳音寺にもある木曽義仲のお墓を見忘れたので、今回リベンジしようと思っていたのでした。

木曽福島の散策を終えたのが10:50頃。
宮ノ越を通る松本行は11:04で、駅から20分ほど離れた興禅寺からでは、間に合いません。

次の松本行は13:04で、2時間ほどありますが、お昼も挟むし、のんびり待っていようと、来た道をのんびり駅まで引き返しました。


駅前でお昼を摂り、のんびり駅の待合室で列車の到着を待っていたところ、13:04発の松本行が20分以上遅れるとのアナウンスがありました。
予定では、13:04の普通で宮ノ越に訪れた後は、30分程の滞在時間で、中津川行の普通でまた戻って来るつもりでした。
20分遅れると、宮ノ越での滞在時間が限られ、徳音寺に行く時間が無くなってしまうと心配になっていたところ、松本行の普通列車の遅れが更に増しているとのアナウンスがあり、宮ノ越に行くことを諦めました。

宮ノ越から乗る予定だった中津川行が木曽福島を発車する14:00まで、更に待つことになりました・・・
木曽福島の散策を終えてから、3時間以上も待つことになってしまいました。

駅で待っていても退屈なので、午前中に散策した福島宿の古い町並みに雰囲気の良さそうなカフェがあることを思い出し、そこに行くことにしました。
茶房松島さんです。



古い旅籠屋だったと思しき建物が、とてもシックに改造されて、静かな雰囲気のなかのんびりと時間を過ごしました。



カフェからの帰り道、コスモスが綺麗に咲いていました。



~ つづく ~

 

 

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