この金曜日から九州に来ています。
 第一回目の記事はこちらです:
 https://ameblo.jp/shanehashi/entry-12573757665.html

  第二回目の記事はこちらです:
 https://ameblo.jp/shanehashi/entry-12574006776.html





四日目の今日は、福岡と佐賀の県境近くにある基肄(きい)城に登城し、その後、筑後吉井を訪れました。
今日は、久留米を8:09に発車する普通電車に乗り、けやき台で下車しました。
地図で確認するとけやき台は、基肄城の最寄り駅です。



けやき台の駅から、駅西側に広がる住宅団地を抜けるのが最短ルートの様で、それに下がて、団地の端まで来ると、団地から抜け出る道がフェンスで封鎖されていました・・・



ネットの地図にはこの封鎖の事は情報には入っていなかった様です。
この団地から抜け出るルートは限られていて、リカバリーの道を行くと30分程大回りになってしまいました。
のどかな田舎道の先の山が基肄城のある基山です。



基肄城は、日本が白村江の戦いで、唐・新羅連合軍に敗れた後、666年頃に唐の侵攻を恐れて築いた朝鮮式の山城です。この基肄城と大野城は大宰府を守るように、大宰府の東西を挟むように築かれています。

基肄城の入り口の水門の様子です。



基肄城は、基山と周囲の山も含めて、広い範囲に城壁や城門が築かれていたようで、広大な面積の古城です。
暫く案内ルートに従って遺構を巡っていましたが、ふと山の中で地元の登山家の方に出会いました。



お話を伺うと、山登りだけでなく、絶滅の懸念のある野花の保護に注力され、しかも山城に登るのもお好きな方です。
野花の保護の活動が環境庁に認められ、藍綬褒章の受賞もされている程の方でした。

この基山も週に何度も登られているらしく、色々な話を伺いながら、道案内もしてもらいました。
おかげで、スムーズに辿り着いた基山の山頂付近の様子です。



この先には、筑後平野を一望出来る展望台に出ました。



雲が多い天気でしたが、光芒が差し込み、素晴らしい光景でした。
この後、麓まで一緒に下り、その方の車で、原田駅まで送って頂きました。

この後は、原田を13:02に出る快速電車で久留米に戻り、久留米から久大本線の普通列車で筑後吉井に向かいました。



筑後吉井も重要伝統的建造物群保存地区です。
久留米から日田に向かう国道に沿って発達した町ですが、そこから横に入った路地にも白壁の建物が連なっていて、趣のある町でした。



この筑後吉井は、明日から雛飾りの催しが開かれるとの事で、今日も既にお雛さんを飾っているお店がありました。



この後は15:59の列車で久留米に戻り、久留米から次の目的地に向かいました。


今日の散策の様子は、後日に、本編のホームページで紹介します:
http://shanehsmt.html.xdomain.jp/index.html

 

http://shanehsmt.html.xdomain.jp/index.html


"Explore Historical and Exotic Japan"
http://handejapan19.html.xdomain.jp/index.html