この金曜日から九州に来ています。
 第一回目の記事はこちらです:
 https://ameblo.jp/shanehashi/entry-12573757665.html



三日目の今日は、佐賀の重要伝統的建造物群保存地区を四か所散策してみました。
宿泊地の久留米から鳥栖に向かい、特急「かもめ7号」に乗車しました。



まずは肥前鹿島に向かいました。



この鹿島には、二か所の重要伝統的建造物群保存地区があります。
また鹿島には江戸時代の陣屋跡もあり、まずはそちらに向かいました。

駅から歩いて20分ちょっとで陣屋跡に辿り着きました。



陣屋跡に残る赤門です。
陣屋と言っても、2万石の領地があり、本丸やその周囲に曲輪を持ち、堀や石垣で囲われて、遺構はお城そのものです。
藩主が佐賀藩の支藩の城主で、無城大名格だったので、お城ではなく陣屋という扱いになってしまいます。

この鹿島陣屋の南には、趣のある武家屋敷通りもありました。



この後、バスに乗り、肥前鹿島の南にある肥前浜の二か所の重要伝統的建造物群保存地区を訪れました。
まずは、浜中町八本木宿です。
八本木宿は旧多良街道沿いに発達した宿町で、町中に多くの酒蔵がありました。



宿場には在郷武士の屋敷跡も残り、国の重要文化財に指定されています。



宿場の近くを流れる浜川を渡った所に、浜金谷町の重要伝統的建造物群保存地区がありました。



この二か所は隣接していますが、文化庁のサイトを見ると別々に指定を受けているようです。
こちらは、茅葺の町屋が沢山残っていました。


丁度、お昼になり、今度は嬉野市の塩田津の街並みを目指しました。
15分程歩いた久保山のバス停からバスで向かいます。



塩田は長崎街道の宿場で、昔は有明海からの船がここまで遡って、荷揚げしていたそうです。
重要文化財に指定されている西岡家住宅にお邪魔すると、こちらでも雛飾りが展示されていました。





塩田津の散策は50分程で終え、バスで武雄温泉駅に向かいます。
次の目的地は有田の重要伝統的建造物群保存地区です。

日曜は平日とバスダイヤが少し変わっていて、乗車した13:42のバスは普段より4分遅い14:06に武雄温泉駅に到着します。
しかし、その僅か1分後に有田方面への普通電車が発車します・・・
有田の重要伝統的建造物群保存地区は有田の一駅手前の上有田が近く、その上有田は普通電車しか停まりません。

僅か1分では、普通電車は発車してしまい、乗り継ぐことが出来ませんでした。
次の普通は15:28までなく、待ち時間が勿体ないので、14:40の特急で有田に向かう事にしました。
有田には多分、観光案内所があり、そこで情報も仕入れる事が出来そうです。

特急「みどり」で到着した有田駅。



観光案内所の方に教えて頂いたコミュニティバスで白磁が丘に向かい、まずは有田焼の採石場を眺めます。



有田は、日本の磁器の発祥の地で、この場所の土地に磁器に向く土がある事を見つけた事がきっかけだったようです。山一つ分を、採取してしまったようで、その規模の大きさに驚きます。

こから坂道を下り、上有田駅の入り口辺りから、有田焼の窯元のお店が道に続きます。



裏道には、トンバイ塀の道というのもありました。



そして、最後に、有田焼の窯元の煙突が建ち並ぶ様子です。



パンフレットには紹介されていませんでしたが、この煙突が建ち並ぶ様子が眺められて良かったです。
今日は、盛りだくさんな散策になりました。


今日の散策の様子は、後日に、本編のホームページで紹介します:
http://shanehsmt.html.xdomain.jp/index.html

 

 

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