昨日、日本に上陸した台風19号は、長野から関東、東北へと大きな被害をもたらしてしまいました。
大阪は今回は大したことなく過ぎていきました。
それで今日は、大阪北部の妙見山周辺のお城巡りとケーブルカーの旅をしてきました。


出掛けるには、少々遅く最寄り駅を7:55の電車で出発です。
放出で乗り換えて、川西池田で下車しました。 



駅前にあった源満仲像です。



この辺りは清和源氏発祥の地だそうです。
川西池田から少し歩いて阪急の川西能勢口に向かいました。

この川西池田と川西能勢口間の乗り換えは思い出があります。
もう40年近く以前になると思いますが、今日とは逆方向で、川西能勢口から川西池田に向かい、尼崎港行の客車列車に乗り換えました。
http://shanehsmt.html.xdomain.jp/Train/Japan/Omoide/Amagasakiko.html

当時、川西池田は国鉄福知山線の駅で、本数も少なく、乗り換える人などいませんでしたが、今日は多くの人がJRの駅に向かっていました。


川西能勢口からは、能勢電鉄の電車に乗りました。



行先は妙見口。
30分弱で到着しました。


妙見口から、まず目指したのは、兵庫県との県境にある吉川城です。
駅前の観光案内所で聞いてみると、「高代城を目指し、そこから尾根伝いで向かうコースをお勧めします。」との事で、それに従って歩き出しました。

下の写真の左手が高代寺に向かう道です。



暫く集落の中を進み、やがて山道になりました。
段々道が細く、勾配も急になります。



事前に調べたところでは、八幡社から行くと、あっけない程に到着した、という記事を見かけたのですが、この道は少々険しいようです。
この先で倒木があり、登山道が完全に塞がれていたので、スマホで位置確認すると、観光案内所の方が薦めてくれたのは、ちょっと大回りルートで、山歩きが好きな人には好都合のルートのようです。

吉川城を訪れた後も、いくつか目的地があるので、あまり時間もかけられず、倒木も他にもあるかもしれずで、このまま進みのはリスクが大きいと判断し、引き返して、吉川八幡社を目指すことにしました。

集落まで戻り、花折街道に沿って歩きます。
長閑な景色となり、左手に山が見えてきました。



吉川城は写真の真ん中の鞍部に位置するようです。
この先で、八幡社の案内があり、左手に折れました。



祭礼の幟が立ち、曲がり角にも何やら準備している人がいたので、近いうちにお祭りでもあるのか、と思っていたのですが、いざ神社に着いてみると多くの人が集まっていました。



丁度、祭礼の山車を清める神事が行われている最中でした。



あのまま高代寺を目指していたら、この神事には出会えなかったので、良かったです。
暫く、地元の方に混ざって神事を眺めていたのですが、なかなか終わりそうになかったので、式の途中で吉川城址に向かいました。

神社の脇から登城道が続いていました。



山の斜面に、竪堀状の窪んだ道が続き、そこを上っていきます。
登城道の勾配は確かにあまり急では無かったのですが、途中に何本も倒木がありました。
多分、昨日の台風ではなく、昨年関西を襲った台風21号の際の傷跡ではないかと思います。

やがて山の斜面に石がゴロゴロと現れました。



吉川城の入り口にあたる位置にあり、きっと石垣に使われたものと思います。
このすぐ上に吉川城の城址碑がありました。



吉川城の散策を終え、山を下ると、お囃子が聞こえてきました。
先ほどの神事が終わり、山車が集落を練り歩いているのでしょう。



この様子を眺め、次の目的地、妙見山へのケーブル乗り場に向かいました。



今日の散策の様子は、後日に本編のホームページで詳しく紹介する予定です。
本編のホームページは こちら です:
http://shanehsmt.html.xdomain.jp/index.html


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