昨日の日曜日、もう梅雨が明けたかのような夏空が広がり、
この機会を逃すまいと、少し遠出してきました。


最寄り駅を7:23の電車に乗り、京橋で
和歌山行の紀州路快速に乗り換えます。

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接続が良すぎて、ホームに上がると、
もう列車が入ってきました。

紀州路快速は、京橋から大阪経由で大阪環状線を
半時計方向に走り、天王寺から阪和線に乗り入れます。

日根野で関西空港への車両を切り離します。
日根野を過ぎると田圃が広がり、のどかな景色になります。

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この先で山間になり、葛城山地を越えます。

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山を越えて、和歌山県に入ったところに紀伊駅があり、
ここが根来寺の最寄り駅です。

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最寄り駅といっても、根来寺は東に8km程のところにあります。
以前調べた記憶ではバスの便はあるものの本数は少なく、
歩く事に腹をくくっていたので、トイレに立ち寄って、
準備を整えて駅前に出てみました。

すると思いがけず、バスが止まっていました。

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途中の経由地を見ると"根来"の文字があり、
運転手さんに聞くと、お寺まではいかないものの
歩いて10分程のところは通るそうです。

1時間半以上の歩きを覚悟していたので、
このバスを捕まえる事が出来たのは僥倖でした。

郊外の景色のなか、20分程バスに乗り、
根来のバス停で下車し、根来寺を目指しました。

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バスを降りてから根来寺への道沿いには古い家が多く、
立派な長屋門を構えた家もありました。

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この先、15分程歩いたところで、
根来寺の大門がありました。

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この大門は幕末頃に建てられたそうですが、この大きな
大門が往時の根来寺の勢いを表しているようでした。

大門からもしばらく歩き根来寺の境内に入り、
本堂にあたる光明殿を目指します。

その手前の鐘楼門です。

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この門を抜けると左手に聖天池があり、
その袂に聖天堂と行者堂があります。

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聖天堂の手前に蓮の黄色い花が咲き綺麗な光景でした。
この後、本坊事務所から光明殿に向かい
庭園と光明殿や、行者堂、聖天堂を見て回りました。


その後に向かったのは大塔です。

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根来寺の創建は1130年。
その後、根来寺は興隆を極め、戦国時代には
一大宗教都市の様相を呈していたといいます。

その根来寺を秀吉が焼き討ちを行い、
残ったのは大塔と隣に建つ大傳法堂、そして
大塔の左手に建つ大師堂の3つだけだそうです。

大傳法堂では、丁度お経が唱えられ、
厳かな雰囲気を味わう事が出来ました。


その後、奥之院にも足を延ばしました。

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奥之院は、開祖・興教大師の廟所です。




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