昨日に引き続いて、今日も島根お城めぐりの旅を続けています(^^ゞ

携帯から投稿しましたが、今朝は松江からJR山陰本線で
大田市に向かい、大田市からバスに乗り換えて
石見銀山に向かいました。


松江から乗車したアクアライナーです。

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松江からは宍道湖畔を走り、
やがて出雲平野を走っていきます。

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田圃が広がる中、点々と集落が散らばっている
出雲平野のこの景色が、個人的にはとても好きな光景です。

山陰本線は出雲市の先の小田駅あたりから
日本海に沿うようになります。

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この山陰本線の景色も、
とても綺麗で好きな景色です。


大田市からのバスを大森代官所で下車し、
石見銀山の散策を始めました。

石見銀山は、銀山を管理していた
代官所のあった大森地区と、
鉱山のあった銀山地区とに大別されます。

大森地区は、重要伝統的建築物群保存地域
(通称"伝建地区")に指定されています。

まずは、この伝建地区の散策です。

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上の写真は大森代官所跡、
そして下の写真は17世紀に代官所の
経営にも携わった熊谷家です。

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熊谷家は奥の間が、
重要文化財にしていされていました。

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大森地区は古い町並みがしっかり残され
車の進入も禁止されているので、
落ち着いて散策することが出来ました。

緩やかな坂道を上っていくと
銀山地区に入りました。

ここからは散策路も整備されています。

途中にあった大久保長安のお墓です。

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大久保長安は、武田信玄に仕えていましたが
武田家滅亡の後に家康によって登用され、
1601年(慶長6年)に石見国の奉行となり
石見銀山の発展に尽くしたとされています。

大久保長安は佐渡金山にも関わった人ですが
死後には不正蓄財をしていたとの罪を得ていますが
、この地では、この事は全く触れられていませんでした。

もっとも、大久保長安が、不正蓄財をしていたというのは
本多正信・正純らの捏造というのが真実の様です。


ここから更に山に向かっていくと、
清水精錬所跡に出ました。

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ここは山奥の"間歩"と呼ばれる鉱山から
掘り出した鉱石を精錬する場所です。

この精錬所の更に山奥に選鉱場が
あるというので訪れてみました。

ところが、この道が、深い木々や藪の間を
行く道で、物凄く沢山の藪蚊の襲撃を受けました。

道が整備されていたので良かったのですが、
「まむし注意」の標識も至る所にあって
心細い道でした。

で、辿り着いた精錬所です。

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ここは景色が開け、心地よい風が吹き
藪蚊もいなくなったので、
倒れた木に腰かけてのお昼ご飯です。

大森地区で買い込んだパンが今日のお昼でした(^^ゞ


ここから山道を下り、今度は反対の
山の頂上にある山吹城を目指しました。

山吹城は、石見銀山を守る要害の城で
麓の登山口から1.1㎞の道を歩いての山登りです。

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こんな急な階段が延々と続きます。
藪蚊も先ほどよりも更に多く、
耳元で唸るように鳴いています・・・

そんな藪蚊に悩まされながら登る事30分。
山吹城からは素晴らしい光景を愉しむ事が出来ました。

https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/fa/fa/shanehashi/folder/538435/img_538435_62026662_1?1311942615.jpg

シャツもズボンまでも汗でびっしりと濡れてしまう程でしたが
この景色を眺めて疲れも吹っ飛びました。

しかし、山吹城は曲輪が下草で覆われていて
まむしを踏んでしまいそうだったので、
お城の散策もそこそこに下山しました。


下山して向かったのは龍源寺間歩です。
ツアー以外では多分、石見銀山で
唯一内部に入れる鉱口と思います。

さすがにここは多くの観光客が訪れていました。

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間歩の内部の気温はなんと13℃。
暑い夏の陽気からいきなりこの温度になると
冷蔵庫に入ったかのようで、
先ほど掻いた汗が冷えて寒かったです。


これで石見銀山の散策を終え、バス停まで
1時間かけて歩き、今度は温泉津温泉に向かいました。

温泉津の沖泊まりも世界遺産に指定されているそうですが
僕の目的地は、"伝建地区"に指定されている温泉街でした。

温泉津に向かう途中の車窓風景です。

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時間があったら沖泊まで行こうかとも
思っていましたが、石見銀山で体力を使い果たし
温泉街を散策し、港で少し休憩したところで
駅に戻る事にしました。

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温泉津の港から眺めた夕陽の様子です。



今回の旅の様子は、後日に本編のホームページでアップします:
http://www.geocities.jp/shane_hsmt/index.html



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