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先日の土曜日、名古屋グランパスの試合が
夜7時から瑞穂陸上競技場で行われ、
この機に、名古屋市内の歴史散策をしてきました。


JR笠寺駅まで輪行し、そこから、まずは
試合会場の瑞穂陸上競技場に向かい、
入場待ちの列の場所取りをした後に
名古屋・歴史散策を始めました。


行先は、七里の渡し跡→熱田神宮→東別院
→大須観音→名古屋城外堀です。


笠寺駅から環状線を北上し、
瑞穂陸上競技場を目指します。


名鉄との交差地点の様子。
この辺りは、一昨年の桶狭間古戦場巡りの
時に何度も通った懐かしい道です。


新瑞橋から山崎川に沿って北上します。
桜で有名な山崎川ですが、川の流れも澄んでいて
大都市の中を流れているとは思えない程です。


笠寺から15分程で、瑞穂陸上競技場に到着しました。


照り返しが強く、焼けるような暑さです。
この瑞穂陸上競技場が、名古屋街めぐりの
実質的なスタート地です。

ここから山手グリーンロードを西に向かい、
環状線と交わる瑞穂運動場西の交差点で
脇道に入り、真っ直ぐ西を目指しました。

名古屋市内を南北に走る
空港線との交差点の様子です。


高架道路は名古屋市高速道路です。
照り返しが強く、高速道路の上に
夏空が広がっていました。


空港線を渡り、新堀川を渡るとT字路となり、
そこを左折すると、JR東海道本線と
名鉄の線路をアンダークロスします。


線路際まで行って名鉄名古屋線の
特急が走るところをカメラに収めました。

高架の線路は中部国際空港に向かう
常滑線の線路です。

この線路を列車が走るところを撮ろうと
しばらく待っていましたが、なかなか電車が
来ないので、諦めてEscape R3を走らせ始めると、
すぐに空港行の特急列車が走っていきました。


JR東海道本線の西側に出ると、間もなく熱田神宮です。

熱田神宮の南側には、有名なひつまぶしのお店がありますが、
そのどちらにも立ち寄らず、国道1号線を横切り、
今日、最初の目的地、七里の渡し跡を目指しました。

伝馬町の交差点から南に下り、内田橋を目指します。
この辺りは、車線の広い国道1号線や国道247号線
それに大津通りに囲まれていて、
大通りを超えるのに苦労します。

内田橋の交差点は、仕方なく歩道橋を渡りました。


この内田橋交差点の西側に七里の渡し跡があります。
内田橋から眺める七里の渡し跡の様子です。


名古屋港に注ぐ堀川が新堀川と合流する地点です。
名古屋港から4km程、遡ったところです。

この七里の渡し跡には1625年(寛永2年)に
建立された常夜灯や、戦後に築かれた
鐘楼があり、当時の様子を伝えています。


鐘楼は、7~800m程南を走る新幹線の車内からも
見えいつか訪れたいと思っていた所です。

江戸時代、東海道を行く旅人はここから
30km程船に乗り桑名に向かいました。

いまはひっそりとしていますが、当時
渡しのあった宮の宿場は街道一栄えたそうです。
すぐ近くに脇本陣の建物が残っていました。


この七里の渡しで一息ついた後、
再び、熱田神宮に向かいました。


国道247号線に沿って北上し、国道1号線
との交差点を再び歩道橋で渡りました。

ここから熱田神宮はすぐ近くです。
熱田神宮一の鳥居です。


熱田神宮は、2年前の "桶狭間古戦場巡り"の際に
しっかり散策していますが、近くにあるという
源頼朝出生の地はその際は判らず仕舞いでした。

以前、熱田神宮近くでその案内板を見た記憶があったので
それを探してみましたが、見つかりませんでした・・・

帰ってから調べてみると、熱田神宮の西、
国道19号線の反対側にある誓願寺が
頼朝の出生地ということです。

熱田神宮の神聖な杜です。


熱田神宮の南の一の鳥居から中に入り、
東門から境内の外に抜けました。

そのすぐ近くの名鉄・神宮前駅です。


名鉄神宮前駅の西側の大津通りを北に向かいます。

しばらく走ると、高蔵公園の脇を通りかかりました。


この高蔵公園一帯は、弥生時代の遺跡跡だそうです。
この向こうの森は、高座(たかくら)神社の杜です。


高座神社の拝殿は、とても神聖な雰囲気でした。

高蔵公園から再び北上を続けます。
このところ名古屋南部のターミナル駅として
とても賑わっている金山駅の脇を通りました。

JR東海道本線、名鉄名古屋本線、JR中央本線を
跨ぐ橋から駅の様子を見る事が出来ます。


JR東海道本線の快速電車が丁度、到着しました。
駅の左側にあるのはANAホテルです。


金山駅から更に北上を続け、
名古屋高速が並走する山王通りで左折し、
次の目的地、東別院に向かいました。


東別院は、地下鉄の駅名にもなっており、
名古屋の人で、その名を知らない人はいないと思います。
僕も、その一人ですが、ここを訪れたのは初めてでした。

1690年(元禄3年)に創建された真宗大谷派の寺院です。
周囲には歴史の古い神社やお寺が多いので、
江戸時代でも比較的歴史の浅い方かも知れません。

訪れて知りましたが、ここは織田信長の
父・信秀の居城だった古渡城跡だった様で、
境内に案内板がありました。

古渡城は東西140m、南北100mの広さで、
丁度、東別院の大きさと同じです。

東別院の周囲を走ると、その西北に
栄国寺というお寺がありました。


ここは、元々刑場だったそうです。
江戸時代初期のキリシタン禁止令が発令されると
この場で200名以上のキリスト教徒が処刑されたそうです。

名古屋藩二代藩主の徳川光友公は、
刑場を他の場所に写し、この跡に
処刑された人の菩提を弔ったそうです。


この栄国寺のすぐ近くに、本町通りがあります。
名古屋の街を南北に貫く通りです。


今では、伏見通りや大津通り、空港線が
メイン通りになっており、本町道りは
わずか片側1車線の狭い通りですが、
江戸時代には、この通りがメイン通りでした。

途中下車ばかりで、なかなか捗らない
名古屋の街の散策ですが、ここからは、
本町通りに沿って名古屋城を目指しました。






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