携帯からも記事を投稿しましたが、
今日は、黒羽と大田原城に行ってきました。
今日は、黒羽と大田原城に行ってきました。
予報では"変わり易い天気で午後に俄か雨"でしたが、
今朝は朝から霧が出ていました。
今朝は朝から霧が出ていました。
今日はまず、西那須野駅からバスで黒羽に向かい、
黒羽でバスを乗り換えて雲巌寺に向かいました。
黒羽でバスを乗り換えて雲巌寺に向かいました。
西那須野からのバスは霧の中を走っていきました。
バスの窓ガラスが汚れていて、
また車内に他の乗客がいたので
窓を開けて写真が撮れなかったのは残念でした・・・
バスの窓ガラスが汚れていて、
また車内に他の乗客がいたので
窓を開けて写真が撮れなかったのは残念でした・・・
黒羽からのバスは、他に乗客が無く、
山間を走って行きます。
山間を走って行きます。
水を張った田圃が心に沁みるようでした。
次第に山が深くなり、緩やかな峠を越え
しばらく行くと雲巌寺に到着しました。
しばらく行くと雲巌寺に到着しました。
黒羽から30分のバスの旅です。
バス停からすぐのところに雲巌寺がありました。
雲巌寺は1283年(弘安六癸未年)に開かれたお寺です。
1590年(天正18年)に、秀吉の小田原征伐の際、
烏山城の那須氏を攻めた秀吉が、
多くの村民がここに逃れたのを見て
堂宇を焼いたと伝えられているそうです。
1590年(天正18年)に、秀吉の小田原征伐の際、
烏山城の那須氏を攻めた秀吉が、
多くの村民がここに逃れたのを見て
堂宇を焼いたと伝えられているそうです。
現在残る堂宇は秀吉の大火から
数年後に建てられ、大正時代に
修復されているそうです。
数年後に建てられ、大正時代に
修復されているそうです。
この雲巌寺には、芭蕉の参禅の師
といわれる仏頂和尚の山居の跡があり、
芭蕉も奥の細道紀行の際にここを訪れています。
といわれる仏頂和尚の山居の跡があり、
芭蕉も奥の細道紀行の際にここを訪れています。
黒羽からの大田原市バスは、この雲巌寺に
わずか30分の滞留時間で折り返してしまい、
雲巌寺の堂宇や芭蕉の句碑、近くの滝とかを見るうちに、
仏頂和尚の山居の跡を見逃してしまいました・・・
わずか30分の滞留時間で折り返してしまい、
雲巌寺の堂宇や芭蕉の句碑、近くの滝とかを見るうちに、
仏頂和尚の山居の跡を見逃してしまいました・・・
雲巌寺を訪れた後、再び黒羽に戻りました。
大雄寺口でバスを下り、黒羽城に向かったのですが
途中にある大雄寺の参道の雰囲気がとても良かったので
まず、こちらに立ち寄ってみました。
途中にある大雄寺の参道の雰囲気がとても良かったので
まず、こちらに立ち寄ってみました。
杉木立の参道を登っていくと、茅葺の総門がありました。
この大雄寺は総門だけでなく、回廊や座禅堂
それに本堂もすべて茅葺屋根のお寺でした。
それに本堂もすべて茅葺屋根のお寺でした。
ここは黒羽藩の藩主・大関氏の菩提寺で
大関家累代の墓所もありました。
大関家累代の墓所もありました。
ここもとても趣のあるお寺でした。
大雄寺に立ち寄った後、芭蕉が滞在した浄法寺邸跡に立ち寄りました。
芭蕉は、奥の細道の旅で、この黒羽に14日も滞在しています。
これは、奥の細道紀行で最も長く滞在した土地です。
芭蕉は、奥の細道の旅で、この黒羽に14日も滞在しています。
これは、奥の細道紀行で最も長く滞在した土地です。
そのうち、8日間を浄法寺邸で過ごしたそうです。
そんな芭蕉の足跡を辿りながら黒羽城へと辿りつきました。
三の丸から本丸へと向かう途中の
土塁の上からの眺めです。
三の丸から本丸へと向かう途中の
土塁の上からの眺めです。
桜の花が綺麗でした。
こののどかな眺めの反対側に、
切り立った切岸で囲まれた
本丸の空堀がありました。
切り立った切岸で囲まれた
本丸の空堀がありました。
黒羽城は、思っていた以上に堀が深く、
土塁が高い見事なお城でした。
土塁が高い見事なお城でした。
特に、この本丸とその北側にある馬出との
間の堀の深さは見事でした。
間の堀の深さは見事でした。
大雄寺や芭蕉ゆかりの史跡に足を伸ばしていたので
この黒羽城でも、バスの時間が足りなくなり、
急ぎ足で黒羽の集落へと向かいました。
この黒羽城でも、バスの時間が足りなくなり、
急ぎ足で黒羽の集落へと向かいました。
この辺りから雨に見舞われてしまいました(^^;
黒羽の町には土蔵の建物が多く、
街中の散策もしたいところでしたが、
予定のバスに間に合ったので、ホッと一息でした。
黒羽の町には土蔵の建物が多く、
街中の散策もしたいところでしたが、
予定のバスに間に合ったので、ホッと一息でした。
黒羽の街中で見かけた暖簾です。
先日の金沢といい、最近は
こうした暖簾にも惹かれます(^^ゞ
こうした暖簾にも惹かれます(^^ゞ
黒羽からは、西那須野駅に戻る途中で
大田原城に向かいました。
大田原城に向かいました。
大田原城は蛇尾川のほとりにあるお城で、
徳川家康が関が原の戦いの直前に、
上杉景勝の征伐に向かった際、
黒羽城とともに、防御を固たお城です。
徳川家康が関が原の戦いの直前に、
上杉景勝の征伐に向かった際、
黒羽城とともに、防御を固たお城です。
雨も降り、丁度ロックコンサートが本丸跡で開かれていて
ウグイスの声も掻き消されんばかりの大音響が響いていました。
ウグイスの声も掻き消されんばかりの大音響が響いていました。
いつもは、無人の静かな城跡を歩く事が多いのですが、
この大田原城は、賑やかでした。
この大田原城は、賑やかでした。
散策している時は雨も激しかったのですが、
丁度、散策を終えた頃に日が差し込んできました。
丁度、散策を終えた頃に日が差し込んできました。
雨上がりの、瑞々しい光景でした。
この後、バスで西那須野に出て、
電車と新幹線を乗り継いで帰ってきました。
電車と新幹線を乗り継いで帰ってきました。
朝の霧の中で見た、水を張った田圃も幽玄な感じでしたが
青空が広がってから眺める水田の景色も目に眩しかったです。
青空が広がってから眺める水田の景色も目に眩しかったです。
半日ちょっとの短い旅行でしたが
以前から行きたかった黒羽に行けたし、
2つもお城を攻略できて良かったです。
以前から行きたかった黒羽に行けたし、
2つもお城を攻略できて良かったです。
これで登城したお城の数は178になりました。