江沢民総書記の時代には例年10%超の成長だった中国経済。

 

 

今は6%前後の低空飛行を続けています。

 

 

環境汚染問題が深刻なため、大胆な経済政策も打ち出せない。

 

 

当分は、この状況が続きそうです。

 

北京大学国家発展研究員の経済学者として著名な黄益平副院長。

 

先般、中国経済の三大リスクについて次のような意見を述べました。

 

1コスト的な優位性の喪失

 

 

2急速な高齢化

 

3反グローバリズム・保護主義

 

1978年の1人あたりGDPは$230でしたが、2018年は$9,760に。

 

安価な労働力を武器にした「世界の工場」は、もう過去のものに。

 

2049年には現役世代1人が支える高齢者の割合が0.66人に上昇。

 

中国も日本並みの超高齢社会になることが予想されています。

 

「2025中国製造」で対策を打ち出しましたが、上手くいくのかどうか。

 

 

「一人っ子」政策も既に過去のものになっています。

 

そして国営企業を優遇し、民間企業を差別する「国進民退」政策。

 

世界の流れに逆行する保護主義が、外資進出の足枷に。

 

ともあれ。

 

まだまだ世界的には成長を続けている中国経済。

 

今年は、米中貿易戦争で少なからぬ打撃を受けました。

 

 

でも中国経済が本当にコケたら世界的な恐慌がやってきます。

 

これは世界のエコノミストが充分に理解していることです。

 

 

米中貿易戦争の茶番も、そろそろ終わるでしょう。

 

フォローしてね…

 

ペタしてね