昨日のTVで渋谷パルコが営業を再開したと知りました。
実は2016年に閉館していたことさえも知りませんでした。
渋谷の百貨店と言えば東急百貨店に西武デパートでした。
その勢力図を変えたのが西武系の渋谷パルコでした。
1973年に出店した渋谷パルコ。
駅から遠く、坂の途中で、専門店の共同ビルというリスキーな業態。
しかしDCブランドやアートの街という文化戦略で若者を魅了。
1975年にパルコパート2、81年にはパート3、そして87年にLOFTを出店。
対抗する東急は78年にハンズ、79年に109、89年にBUNKAMURAを出店します。
東急の五島慶太は強盗慶太の異名で知られる買収王でした。
手段を選ばず買収した企業は100社を超えるとか。
一方、西武の堤康次郎の仇名はピストル堤。
とても堅気の方々には思えないネーミングですね・・・。
東京五輪を目前に、また欲望の策動が開始されたようです。