ようやく『俺ガイル』の最終巻を読み終えました。
最初の感想は、「厚みがあるなぁ、辞書みたい」ということでした。
今までで一番枚数の多い520ページ強というボリュームです。
さんざん待たされただけに、このボリュームには納得です。
ただ内容については、相当水分が多いという感じですよねぇ・・・。
帯に全世界累計と書いてありますが中国人の読者も多いようで。
こういう海外の読者は、ネットで電子版を買っているのですね。
私は古い人間なんで、やっぱり紙の本が好きです。
というか仕事がPCの入力なんでオフに電子画面みるのは嫌。
で、感想でしたね・・・。
良かった話は、ガハマちゃんと一緒に妹のお祝いのケーキを作る話。
しかもガハマちゃんよりもガハママちゃんのシーンが良い。
普通の可愛いお母さんなのに、ときめいてしまうヒッキー。
ダスティン・ホフマンの『卒業』みたいです。
あの映画、ラストの花嫁略奪のシーンばかり有名ですけどね。
本当は、その前にGFの母親と性交渉を持ってるんですよ。
そして母親が誘惑するのは、娘との交際を阻止するため。
母親とエッチしてるところをGFに目撃されてしまってます。
あのラスト、感動的に描かれてましたが正直「ないわぁ」と思いました。
いくら母親の陰謀とはいえ、そう簡単にBFを許せないでしょう。
サイモン&ガーファンクルの優美な主題歌に騙された感じで・・・。
色んな意味で不思議なアメリカン・ニューシネマの映画でした・・・。
・・・ええ、『俺ガイル』の感想が、もうどうでも良くなってますね。
あんまりネタバレしてもアニメの放映を待ってる方に悪いし。
誰も話題にしていないガハママさんの話を書きました。
来年、アニメが放送されてから、また続きを書きます。