昭和の日本の漫画の原作者として有名な梶原一騎氏。
その娘の白暁燕さんが惨殺されたのが1997年4月18日でした。
母親は、1975年に来日して梶原氏と結婚した台湾人の白氷氷さん。
1980年に白暁燕さんを出産するものの、梶原のDVが原因で翌年離婚。
台湾に戻って歌手として活躍しますが、17年後、娘に悲劇が訪れます。
普通の娘に育てるため、白さんは暁燕さんに警護はつけませんでした。
暁燕さんが芸能活動を始めてからも通学は乗り合いバス。
それが日本を快く思わないマフィアの餌食となってしまいました。
切断した小指を白氷氷さんに送りつけ、身代金を要求してきます。
身代金の引き渡し場所がメディアにばれてしまい記者が殺到。
怒ったマフィアによって白暁燕さんは無残に殺されてしまいました。
梶原氏の没後10年目の年に起きた哀しい惨劇でした。
人命への配慮の足りないメディアが譴責された事件です。