いや、ご存知の方もいるかもしれませんがサウジ女性(記事では一般女性ではなくSnapChatモデル、とも書いていますが)がヘソ出しTシャツ、ミニスカで歴史地区を歩いた動画がスナップチャットから広まり、TwitterとYoutubeを経て大事になりました。

事態を重く見たリヤド警察は18日に女性を逮捕、もとい事情をききました。

まぁ本日罰金も罰則もなしで解放されたようなのでよかったですね、というお話です。

(あ、今回は引用写真なしですw該当の写真を広めるわけにいかないですからねw)

 

これがショッピングモールとか街中のハイカラなところならまだよかったでしょうけど、このミニスカで歩いたところが「ウシャイキル」という場所で、かつてのナジド王国の街の一つで、現在のリヤドから200キロくらい離れた場所にあります。

 

こういうリヤド郊外の場所って、戒律が特に厳しいのですし、この「ウシャイキル」地区は多くの有名部族発祥の地とも言われています。

▲ナジド王国時代からの家々が特徴的な歴史地区

 

そんな大事な場所で戒律を破って動画を撮る女性は、、、まぁ現地では問題になるかと思います。

 

世論は「許せん」と「女性の自由」と意見が割れていますがサウジではもちろん「許せん」の声が強いようです。

そんな中とあるオランダのメディアは今回の写真とサウジ王族の女性がトルコのボドルムの海水浴場で遊ぶ姿を対比させたりと、まぁいろいろな方法で議論を投げかけております。

釈放されたからいいですが、これが起点となって様々な場所でミニスカートを履いて歩く女性がサウジアラビアで増えたらどうなるんだろうな、、、と心配になったりします。