今年はコンクール1位が5名!やっぱりバレエ基礎は万能です。その1 | バレエ基礎専門の先生による"クラシックバレエの基礎"とロシアのバレエ学校の必須科目"ヒストリカルダンス"

バレエ基礎専門の先生による"クラシックバレエの基礎"とロシアのバレエ学校の必須科目"ヒストリカルダンス"

バレエで悩んでいる人・上手くなりたいへ。


・ロシアスタイル メソッドの指導
・バレエのための音楽、リトミック教育
・バレエ解剖学

の面からお話ししています。

こんにちは。

バレエ基礎指導専門の

内田愛美(あいみ)ですキラキラ



今年、オンラインで指導した生徒の中から、

コンクール1位受賞者が5名になりました。



もちろん私1人の力だけではなく

本人の努力やご家族のサポート、

普段のお教室の先生の力も大きいのですが

やっぱりバレエ基礎は万能で

すごい力を持っていると思う!

ということを伝えたくてブログに書きました



私は基礎指導専門と書いているように

基本的にはバレエ基礎しか教えません。



なのでコンクールレッスンでも

ヴァリエーションの振付の中から

バレエ基礎を抽出して教える

のが私の指導方法です。





「基礎だけで十分なの?」という不安



「バレエ基礎だけやっていても、それ以上上達しないんじゃないか?」


と不安に思われる方もいらっしゃると思います。


実は私自身も、

過去にこのような悩みを抱えていた時期がありました。

「生徒にもっと高度なことを教えないといけないのでは?」

と迷い、モヤモヤしていたんです。



基礎を磨けば応用力も自然と高まる


確かに、基礎だけで全てができるわけではありません。

しかし基礎を理解し、メカニズムが分かった状態で習得していくと、

応用にもそれほど時間がかからないんです


例えば、私のヴァリエーションレッスンでは、

1回1~1.5時間のオンラインセッションを3回行うケースが多いです。


たった3回の指導でも…

毎回予選落ちしていた子が初めて入賞!

初コンクールで2位を受賞!

4位がついに1位へ!

このような成果を上げる生徒がいます。


なぜ、たった3回の基礎レッスンで結果が変わるのでしょうか?


それは、基礎が万能だからだと

私は思っています。


難しい動きも"基礎"で分解すれば怖くない

一見難しいヴァリエーションや

高度なテクニックでも、

基礎から紐解いて解説する

不思議と簡単に見えてくるものです。


例えば、2回転のピルエットを怖がっていた子が

1週間後には4回転回れるようになったり

テクニックが難しく泣きそうになっていた生徒さんが

「あ、出来るかも!」と2週間後に喜んだり……



このようなエピソードは沢山あるのですが、

それくらい、

基礎から解説してメカニズムが分かると

簡単に出来そうに感じて

「あ!出来ちゃうかも!?」と皆さん喜びます。


その2に続く

その2はこちら