ダックスを手放すときに、軽くてソコソコ速くて、気持ちよく走れるバイクを買うつもりではいた。

 

ダックスの後継だから、ニックネームは「ポチ」と決めていた。

 

ちなみに候補としては、次の通り。

①W800

②ロイヤルエンフィールド INT650

③レブル1100

その時は所有しているバイクが入院していたり、車検ですべて無くて、寂しかった。

そこで販売店に在庫があって、すぐに乗れるのを希望していた。

 

でも候補のバイクは全てチェーン駆動だ。

ワシはチェーンが嫌いだ。

コマメな注油や清掃が必要だし、リアホィールが汚れるし、おかげで洗車の時にはオイル付着で手も汚れる。

 

そうなるとシャフトドライブかベルトになるけど、どのバイクも予算オーバーだ。

そんな時に未使用車で良いもの無いかなって探していたら、ありましたよ!

NIGHTSTER 2022年未使用車 99万円

 

早速置いてあるハーレー伊丹に直行!!

スタイルは賛否あれど、個人的には生理的に拒否反応は出なかった。

でも跨った感じは、ストリート750みたいで、こちらに拒否反応がでた。(笑)

 

他にお手頃バイクは無いか尋ねると、もう少し高くなるけど、スポーツスターSも2023年で未登録があるとのこと。

こちらは跨っても拒否反応が出なかったので、少々予算オーバーだったけど即決。

 

スポーツスターSって、本国では17000ドルでソフテイルSTREET BOB 114と同じだ。

155円換算で263万円となる。

STREET BOB 114は、270万もするけど、スポーツスターSは200万円。

 

2023年は250万円だったらしいが、年度途中にいきなり200万円に価格変更したらしい。

いかに日本で不評なのかは窺い知れる。(笑)

 

それが新車でこのお値段だとお買い得!ってハンコを押した。

納車は5月下旬らしい。

現車があるのに???

なんでそんなに時間がかかるんだ!!

 

YouTubeでスポーツスターSを見ていたけど、走行モードが3パターンあって、ノーマルでも速いのに、スポーツモードだと驚愕らしい。

 

数週間して、Facebookの水冷ハーレーのグループがあったので入会して、色々と情報収集した。

そしてある投稿を見て、強烈に後悔した。

その投稿が次の通り。

 

■重症
①エンジンのヘッド周りギヤの破損=修理orエンジン交換
②スターターモーターの故障=部品発注で3か月から4か月の修理納期
③水冷ナイトスターバッテリー上がり=現在は改良パーツが出てます。ディ-ラ-からは、ハンドルスイッチの基盤不良が原因との説明あり。
④スポーツスターSのバッテリー上がり。後付け電装パーツ(ドラレコやレーダー等)が車両のECUに悪さをして、キーOFF時のセキュリティーを働かせて、待機電流を消費して、バッテリー上がりを起こす現象。この症状の個体数が少ないので、メーカーからは改善策は出ていない。改善方法としては、後付けの電装パーツは、デイトナ等のバッテリー直結電源から取るようにすると、改善傾向がみられる。
⑤ECUのエラー多発による走行不能。こりゃヤバイ!ディーラーにレッカー移動。
⑥セルスタートの不具合。バッテリーが上がってないのに、セルを押すとギュルっといって止まってしまう場合がよくある。二回目で始動できたりする。これはセルスーターギヤの設計ミスのようです。改良版がメーカーから支給されでしたので、ディーラーに相談してください。(2023.01.17)
★スタータークラッチギアのアップデート
サービスブリテン扱い
部品型番 改良版31400109A (旧31400109)レボリューションMAX全対象
⑦オイルラインの不具合で、エンジンランプの点灯。エンジン交換になりました。
■軽傷
a.ラジエターの液漏れ=部品交換
b.エンジンランプ点灯=放置orリセット
c.タイヤ空気圧異常=放置or空気圧調整※室外気温によって点いたり消えたりする。
d.ウインカーの片側不点灯=放置して解決する場合ありorヒューズリセット※ヒューズを電装をいじった場合に起こる
e.ハイビーム切り替え不能=放置して解決する場合ありorヒューズリセット※ヒューズを電装をいじった場合に起こる
f.警告△マークの常時点灯=電装関係部品を変えたり追加して、仕様電圧が通常と変わっていると転倒し続ける傾向=部品を純正に戻さないと消灯はしない。※消灯しないが問題はない。
g.OFFにしてもポジションランプが消えずバッテリー上りする現象=ソフトウェアのアップデート(ディーラーにて対応)
h.メインヒューズが抜けなくなる。何度も抜き差ししてると、抜けなくなることがあるとの報告。抜けなくなったら、早めにディーラーで修理依頼した方がよさそうです。最終技のメインヒューズリセットが出来なくなるからです。
i.走行モードエラー△が出る。これは走れるがモード切替が出来ない。止まって暫く放置してると直る場合がある。また、ONにして直ぐにセルを回すとモードエラーになる場合が多いとの報告あり。俺のスポSもこのエンジン始動時によくモードエラーになります。ソフトのバージョンアップで解決して欲しいですね。

 

なんですか、このバイクは。

いまさら契約解除できないし。(悲)

電装系のエラーって、バッテリー外してリセットするのが一般的なのに「メインヒューズリセット」をする必要があるらしい。

そんなパーツは存在は知っていたけど、今まで触ったことなかった。

 

ワシはそんな経験はしたくない、なんとか当たりの車両になってくれ!と朝日を見ながら祈って日々を過ごしてきた。(笑)

そんなこんなで5月31日に納車。

 

その日は貯めていたパーツを夜遅くまで取り付けて疲労して、土曜日はツーリングに行けなかった。

 

ちなみに土曜日にエンジンをかけようとしたら、早速洗礼を受けた。

エンジンがかからない!!

こいつは車同様キースイッチにキーをささなくても、持っているだけでエンジンがかかるはずなのに、何度やっても液晶がすぐ真っ暗になって表示しなくなる。

ディーラーに電話すると、キーをメーターのそばに持って行ってスタートしろだとか言っていたけど、そんなのは既にやっているぞ。

すると電池切れの可能性が高いとのこと。

電池なんか1年位でなくなるのに、電池交換位してくれよ。

納車は昨日だよ。

 

もしかしてワシは棘の道を歩むのか。