松山駅から
久万高原行きの
バスがあることは
知っていましたが
このように
便利でお手頃な
パスがありました
松山駅前6時50分発に
乗りました
後で気づいたことですが
(今回はこの連続です)
JR四国バスと
久万高原内を運行する
伊予鉄道のバスを
上手く乗り継ぐと
松山駅と久万高原を
一日で往復し
しかも
44番と45番を
打てたのでした
しかし
JR四国バスと
伊予鉄道バスの本数が
少ないため
バスの時間に合わせるために
お参りを急ぐようでは
元も子もありません
久万高原は霧で覆われていました
久万高原という地名ですが
伝承に寄りますと
空海がこの地を巡錫中
山中で疲れ
一軒の民家を訪ねた時
その家にいた老女の"くま"が
空海の汗を拭うために
織っていた布を差し出して以来
この地は栄えるようになり
地名は老女の名から
"久万"になったそうです
於久万大師
久万高原のバス停から
歩くこと30分
44番大宝寺に到着
ここから山門まで
だいぶ歩きます
霧の中に佇む山門
本堂まで
ひたすら上がります
本堂
大師堂
ここで
どうにもこうにも
ライターが上手く使えず
近くにいたドイツ人の男性に
助けていただきました
この方とは
結願の日まで
毎日顔を
合わせました
今回のお遍路では
多くの外国人に会いました
ここでは
台湾からの
男女3人にも会い
その中の女性から
「写真を撮らせてくださーい」と
いわれ
「一緒に撮ってもいいですか?
本物のお遍路さんを
初めて見ました」
通常歩き遍路は
44番大宝寺の山門を出て
左に進み
遍路道で45番岩屋寺に
向かいますが
「昨日の雨で滑りやすいので
車道を歩いてください」と
納経所の方に促され
車道に戻りました
ここで一台の車が止まり
「45番に行くの?
乗せてあげるよ」
「歩きます!」
「だいぶあるよー
大丈夫?」
雨も止み
歩き日和となりました
45番岩屋寺まで
8.6kmを歩きます
To be continued
古岩屋荘の夕食