10日前のことですが...
3月21日は
弘法大師空海が
御入定した日でした
そして
令和5年の3月21日は
天が赦しを与える『天赦日』と
一粒の種が万倍になる『一粒万倍日』と
金運を司る毘沙門天の縁日『寅の日』が
重なる最強の幸運日でした
その最強幸運日に
高野・熊野地域通訳案内士の
口述試験を受けました
試験開始時間が午前中でしたので
前日に和歌山市入りしました
高野山駅行きのバスに乗る前に
御影堂のお大師様にご挨拶し
蛇腹路へ向かうと
眩ゆいばかりの朝日が輝いていました
後で知りましたが
3月20日、21日、22日は
太陽が真東から上がりました
「真東の奥の院にいらっしゃる
弘法大師空海が
光り輝く未来に導いてくださっている」
そのような気分になりました
そして試験当日
とにかく緊張しました
男女一名ずつの
日本人の試験管は
スーツを着ているものの
リュックに菅笠、金剛杖を
持ち込んだ私を見て
唖然としていました
(控え室に置いておくつもりでしたが
試験会場に持ち込むよう
指示されました)
質問は英語で5問
最後の1問は日本語でした
「ガイドになったつもりで
英語で自己紹介してください」
「次の中から一つ選んで
英語で説明してください
熊野古道
真言密教
神仏習合」
「次のどちらかを
プロモーションしてください
高野山
熊野古道」
「後3キロのところで
ゲストがケガをしました
どのように対応しますか」
最後の2問は
英語と日本語の違いだけで
内容的には同じような
質問でした
「どのようなガイドになりたいか、
セルフアピールを加えて
話してください」
各質問に1-2分で
答えなければならず
空海や高野山については
ついつい熱くなる私は
とんでもない早口で
答えていた気がします
試験が終わると
トイレでスーツから
お遍路着に着替え
和歌山市駅に
向かいました
南海フェリーで
和歌山港から徳島港へ
待ちに待った四国遍路に
行きましたが
お遍路に関しましては
後日少しずつ
ご報告させていただきます
10日の間に
和歌山から徳島
徳島から愛媛
愛媛から香川
香川から徳島と移動し
本日3月31日に
高野山に戻ると...
4度目の結願と
通訳案内士の資格合格が重なり
いっきに春が来た気分です
今年のお大師様の暦には
通訳案内士の資格は
私にとり
ゴールではなく
本当にやりたいことに
近づくための
スタート地点に
立てたにすぎません
これからも
更に精進いたします
南無大師遍照金剛
合掌🙏