話が若干さかのぼりますが、最後の追い込みに入ってくると塾以外の勉強時間をどう管理するかが一層シビアな問題になります。

 

これまでは、娘とは中学校の定期テストのたびに2週間スケジュール枠を私がエクセルで作成し、ご飯や習い事など勉強できない時間を可視化して娘と「どこを勉強枠とするか」「準備している勉強材料をどこでやるか」を相談して計画表を作っていました。ここは結構大事で、こっちが作り過ぎないように自分ごとになるように考えさせるようにしていました。(娘はすぐ他人事にしようとする癖があるので…)

 

そして、出来た計画表を前に「これでやるってことでいいんだよね?」の確認をします。ここで自分でやるって言ったんでしょ?をコミットさせるのが娘の場合には効果的なことを知っているので。

 

さらに、これを印刷して娘に渡しておき、テスト前は毎晩その計画表と今日勉強したテキストを見て「今日はこのテキストで数学をここまでやった。計画より進めたから稼いだ。」とか「結局歴史は終わらなかったので明日時間作る」など娘に振り返りを話させてこの日の勉強をクロージングする儀式を設けていました。仕事でいう振り返りのラップアップミーティングですね。

 

これは娘にとっては結構重要な儀式だったようで、「今日だけでこれだけやったんだよ?すごくない?」とか「これ無理だよ」といった感想戦になるので黙々やってるだけは嫌いな娘の表現の場になっていたようです。自分は頑張っているんだ!という自負を持っている娘(その時は、ですが)にとっては聞いてほしい欲求を満たせて良い動機づけになっていたようです。

 

ということは桐光学園の特待生を目指すために、またこれをやる必要があるのか…と思いつつ何かほかに良い手はないかと悩む日々が続きます。。。

 

 

(余談ですが)

中学生でもちゃんと自走して勉強を出来る子はいるみたいですが、ウチの娘はそういう努力は出来ないようでとにかくやることを逆算して組み立てることが出来ない感じでした。勉強はしているけど無駄に繰り返し解いたり、好きな分野に偏ったりしていて結局定期テスト前日に終わってないみたいなことが良くありました。

それで2週間前管理をするようになったのですが、正直言って中学生にそこまで求めるのは難しいのかなとは感じました。自分が中学生の時はお世辞にも自発的に勉強していたとは言えない学生でしたが、親から何か管理された記憶はなく自分で考えてやっていたような気がするのですが。

親子での取り組みはいつも試行錯誤です。