よく怪我をする運命だ、と昔に流行った八卦見(絶対死語)が言ってた
八卦見というのは占い師の事で、四柱推命とか、気学とか、筮竹(ぜいちく)を使った易占いとかいろいろある。
タロットカード占いもそういうのに属すると思う。
その昔はどの家でも子供が生まれると名前を付けてもらっていたようだ。
今のキラキラネームが流行りなのと、占い師がつけるのが流行ったのと、いつの時代も名前をつけるのは大事なことなのだーーー
そんなこんなで、八卦見がこの子は怪我が多く波乱万丈の運命です、と言ったらしい。
詳しく聞いた母が、あまりにも酷い運命なので自分で占いを習得して、自分の運命を知ると良い、、、
と言ったんだが、今考えると母、、、頭おかしいことないか?と思うけど
当時の私は(今もだが)好奇心が強いし、酔狂度も高いので、ノコノコと八卦見の門を叩いたのである
習って行くとなるほど、運命通りに進んできて、悲惨なことが波乱万丈という4文字熟語となって降り掛かってきたが、占いのいい所なのか、人間はよくしたものなのかわからないが、どんな人でもとどのつまり、帳尻が合うようなのだ
私のような波乱万丈型には、大木型というタイプになるらしい。
つまり多少嵐がきても大木はビクともしない、という精神力が備わってるらしい
逆にそうじゃない人は柳のように柔軟に揺れて大風などをかわす、というようなことらしい
そういうことをわかって、世の中を渡って行きなさいということだなと悟った私は、若いうちはブルドーザーのごとく、自分は大木だーといろんなものをなぎ倒し、はた迷惑な女であった
今もかもしれないが、、、
そうこうするうちに、そこそこな年に差し掛かった時に、腕が1本吹っ飛びそうな事故に遭遇した
お陰さまで空中を飛ぶ系は一切やめた
しばらく落ち着いていたが、初リサイタルの3週間前に骨折してからが、フィーバーちゃうか、、、というほど怪我が耐えなくなった
階段から落ちて背中を打ったとか、肉離れしたとか、酔っ払って2cmの段差で軽く骨折した、等など
さすがに会が近いと慎重に行動するようになった
これも長年培った知恵である(おそ)
もっともらしいことを書いてるが、ようするに私はマヌケ、これに尽きる
3、4日前の雷雨のあくる日ゴルフに行ったと書きましたが、沢瀉会で忙しいこの時期にゴルフに行くというのはどうかな、とちょっとこっそり感を出して階段を降りたら
うちは螺旋階段で、しかも鉄板。
ずるっと滑って、
隣の家の屋根に私のサンダルがすっ飛んで行った
すっかり忘れてゴルフしてたら、家人が目ざとく見つけて、明け方4時頃に凄い音がしたから落ちたのかと心配してた、とのこと
今日は今日とて、琵琶の会に出る為に東京行きのバスの中でグーグー寝てて、何気に足を上げたら
ぎょーー
靴下が左右違ってた
占い以前の問題で、朝が極端に弱いので、怪我の確率と、マヌケ度が上がる、という波乱万丈な運命なのだ
今年も無事に沢瀉会に出られますように