シェットランド諸島の小型牧羊犬・『シェットランド・シープドッグ』
名前にシープドッグとついている通り、スコットランドのシェットランド諸島で羊を飼い主の指示で誘導していたワンちゃんですね。
通称『シェルティー』と呼ばれている犬です。
確かに正式名が長いもんな。。。。
見た目も優雅でマズルが長くて、オスなら美男・メスなら美女って感じですね。
ラフコリーもスコットランド原産ですが、シェルティーは本土と違って牧草地が狭い為に、小型犬に改良されたようです。
ラフコリーが大型犬に対して、シェルティーは小型犬なだけで、見た目はほぼ一緒。
性格は違うようですよ。
シェルティーはスピード感ある走りと小型犬特有の小回りが利く機敏性、そして飼い主の許可が出るまでは行動をしないという忍耐性。
そういうワンちゃん最高です。
とにかく、立ち姿が凛々しくもあり、優雅でもあり、理想でもあります。
耳はピョンと立ってはいますが、耳先が前へ折り曲がっているのが理想だそうです。
うーん、わざわざ耳を矯正で折るより、立ったままでもいいんだけどな。。。
別にドッグショーに出すわけでもないし。
横でシェルティースマイル見せてくれたらそれでいいや。
飼い主には抜群に甘えてきますが、他人には人見知りするようで、慣れるのに時間がかかるようです。
社会化を子犬の時代からさせておくと良いらしいですよ。
学習能力もかなり高いので、幼いころから躾をしっかりしておかないと、成犬になった時に大変なことになるようです。
理解力が高い、学習能力が高い犬は我々人間にはもってこいなのですが、逆に言えば、ずる賢い事や悪い事も覚えてしまうという事です。
子犬時代に飼い主が苦労に苦労を積み重ねて躾を徹底しておけば、成犬になった時に最高のワンちゃんになってくれる。
それを見て誇らしく思えますものね。
さて、飼い主の一番気を付けなければいけないのは、毎日のブラッシングだそうですよ。
あれだけ長毛のダブルコートですからね。
長い毛で活発に走り回るわけですから、毛も、もつれやすく、毛玉にもなりやすい。
毎日念入りにブラッシングしてサラサラヘアーを保つ必要があるようです。
また、長毛な為に、毛で皮膚は完全に覆われているようなもので、換気が悪く、蒸れ易いので、皮膚炎になりやすいので、気を付けて毎日飼い犬の体調と状態を見続けてあげる必要があるようです。
身体を舐めたり、掻いたりし始めたら、皮膚に異常があるのかもって気づいてあげられるのが良いようです。
あとは、コリーアイと呼ばれる先天性の網膜剥離や願望内出血があるようです。
これは失明になる可能性のある病気だそうで、早期発見、早期治療を必要とするようです。
色はバリエーション豊富です。セーブル・トライカラー・ブルーマール・ブラックホワイト・ブラックタン・バイブルー
この色の中で希少なものが、グレーとホワイトの2色のみの体色であるバイブルーだそうです。
公式な色としては認められていないですが、バイブルーのシェルティーの値段は他の色よりも高めです。
スコットランドの美男・美女犬を飼ってみたいと思います。
初心者にも向いているワンちゃんだそうですから。
うーん、1頭モフモフ犬、1頭優雅犬かぁ。
夢だ!同時に飼うのは高度であり、難しいが。でも、夢のような妄想できる。
初心者の小生には1頭で手一杯になりそうな気がする。。。
慎重に理想と現実が重なる身の程にあったワンちゃんを探さねば。。