津軽三味線 バチ 音量比較 | 三味線弾きシシドのブログ

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デシベル計を経費で買ったのでここに覚え書きとして記す。

津軽三味線の全国大会の審査基準に、大体「音量」と書いてあるからだ。

他にもマイクとの距離であったりべっ甲の厚さであったり温度であったり湿度であったり色々な条件があるので

紅木三味線、三味線かとう製、値段60万、金ホゾ綾杉入り、皮張りは紅屋、駒2分7厘、一の糸の太さは25匁


皮の張り具合は8分、で半年前に張り替え・2013年3月7日10時8分・天気晴 新宿区稽古場室内にて収録

無音状態で35デシベル程度

高山柔バチ持ち手山野プラスチック鉛入り開き85ミリ アタック100、3デシベル 余韻77デシベル丈170ミリ

山野バチ持ち手黒水牛鼈甲開き95ミリ アタック101デシベル
余韻88デシベル丈16、6

高山固バチ鉛無し持ち手プラスチック 100、6デシベル
余韻78、6デシベルプラスに反ってる方 マイナスに反ってる法76デシベル丈174ミリ

ネオ鼈甲鉛なし持ち手プラスチック 99、5デシベル165ミリ
余韻75デシベル


鼈甲黒水牛鉛入り 99、2デシベル
余韻75デシベル丈170ミリ


余韻とは、アタックを1回目として減衰した2回目の値。

距離は発音部からマイクまで650ミリ(65センチ)写真にある程度(私は三味線を構えて写真を携帯で撮った)

なおバチは普段使っているものの方が弾きやすいので、公正を期す為2回叩き、2回目の方を採用した。音量が固定しない場合はその最大値を採用した。



高山のバチが音量で勝つと思っていたが山野の方が音量は大きいようです。

ただ残念なことにべっ甲が思い切りそってる不良品(直してもらってもまだ反ってる)なので普段用には使えません。



結論:波形みた方が早い