OP 「cross the X 」
衝撃のシーンを垣間見た日から数ヶ月後
「とうとう三年か…新しい仲間できるかな?……」
4月の中旬になり新学期で高3となった信司は窓側の席で何気なくそう心で呟いていた。
新しいクラスメート、先生がいる中ボーッと考え込んだ。無論車のことで一杯である。
すると…
「おはよう!乾君でいいのかな?朝から何を考え込んでるの?」
同じクラスメートになった芦川 舞奈が話しかけてきたが、きょとんとしている。
舞奈は黒髪清楚で優しくスレンダーで美人で可愛かった。だが黒い噂で酒を飲んだりタバコを吸ったり金髪に染めたりなどヤンキーのようなところがあると言われている。
そんな人に話しかけられればきょとんとするのは無理はない。怖いのだ。
「どうしたの?きょとんとして…」
「いやなんでもないよ?」
「ふーん…乾君って案外可愛いんだね♪」
「か…可愛い!?え、え、え、僕可愛いなんか…」
「顔真っ赤じゃん☆可愛いすぎる♪」
完全に舞奈のペースになった。だが今日は始業式だけだったのですぐ下校し、舞奈は逆方向だったので学校で別れた。あわててた顔を直し家へと帰っていった。
夜9時
その夜いつものように峠を上って頂上に着いたところに見知らぬ車が二台おかれていた。
「あ……あれは…まさか!!」
「どうしたの?信ちゃん?」
「母さん、前に言ったよね凄い二台の車が来たって。」
「うん。それがどうしたの?」
「あの二台だよ…間違いない!」
サイドワインダーのリーダー北条豪が信司を見つけて呼んだ。
「信司…こいつらは新しいメンバーだ」
「え!?」
「速いぜ…久保さんあんたのことだから間違いないんだろう」
「大将、こいつらはほんまに速いでっせ…信司君の速さと同等か、もしくはそれ以上。」
「えええええええ!?!?」
〔信司:頭文字D〕
