エルヴィン・シュレーディンガーの以下の文章にはなぜか心が動きますねぇ。 

 

 

あなたを突然無から呼び出し、

しばらくのあいだ、このあなたにはまったく無関心な光景を楽しませているものは何か。

 

あなたの存在の条件はまわりの岩と同じくらいに古い。

 

何千年にもわたって男は戦い、苦しみ、子供をつくり、女は苦しみの中で子供を生んできた。

10年ぐらい前にも、この同じ場所に男、あるいは女が来て坐り、あなたと同じように息をのみ、

切実なる思いで夕陽の中に消えて行く氷河の光景を見守ったに違いない。

 

あなたと同じように彼は男と女とから生まれた。

彼はあなたと同じように苦しみ、束の間の喜びを感じたであろう。

 

彼は誰かほかの人間だろうか。

彼はあなた自身ではないのか。

 

このあなたの「自己」とはいったい何か?

 

東京の講座のメンバーとのやり取りで書いたもの(引用文)ですが、シェアーしておきます。

 

「闇と深淵のなかには、つねに私たちを癒す真実が潜んでいる。

・・・in the Dark and Deep there are truths that can always heal.

いたるところで真・善・美を脅かしているのは、闇の脅威ではなくて表層の浅薄さの脅威である。

It is not the forces of darkness but of shallowness that everywhere threaten the true, and the good, and the beautiful, .

・・・<中略>。現代の危機と脅威とは、旺盛で億面のない浅薄さである。」(『進化の構造1p7

It is an exuberant and fearless shallowness that everywhere is the modern danger, the modern threat, .

ケン・ウィルバーは、

『進化の構造 1 (SEX, ECOLOGY, SPIRITUALITY) 』の序論を以下のように書きだしている。

 

何かが― あらゆることが― 起こっている。

これはとてつもなく不思議なことである。

何も無かったところに、ビッグバンが起こり、そして今ここに私たちがいる。

これは非常に奇妙なことだ。

 

この「とてつもなく不思議なこと」、この「非常に奇妙なこと」に向き合っている日々です。

この現実、リアリティーへのアクセスにおいて、ウィルバーを超える人をいまだに見出すことができない。

 

ケン・ウィルバーの『万物の歴史(A Brief History of Everything』の序文を書いているトニー・シュワルツは、

「一九八九年、私は英知を求めて国中をめぐる旅を始めた。旅の途上、私の探す答えを持っているという心理学者、哲学者、医者、科学者および神秘家二百人以上にインタヴューし、研究した。」

 

そして、ケン・ウィルバーに出会った。そして言う。

 

私が会った誰一人として、

ウィルバー以上に体系的・総合的に人間の発達の道 ― 意識の進化 ― を述べてはいなかった。

 

全く同感である。

 

妻が先日代筆してくれていたように、しばらくは、ウィルバーの旅は続きそうだ。

 

<参考文献>
 

進化の構造〈1〉

ケン ウィルバー, Ken Wilber他 ¥15,361 (11点の中古品) 
 

万物の歴史

ケン ウィルバー, Ken Wilber他 ¥10,559 (21点の中古品)

 

 
 
 

 

 

2020年、ぼくは後期高齢者とやらになります。

読みたい本、知りたいこと、山のようにありますが

今世残された時間はケン・ウィルバーで・・・チャンチャンかな。

ブログを書いてほしいとのことで、多大な援助によって、難行苦行の果て、本日オープンしました。

ぐうたらなもので、徒然なるままに書かせていただきます。   小原 仁