先週の金曜日、年長さんとのお別れ会をしました。

この会は、在園児が卒園児を招待して行うもので、園児と教師で会を持ちます。

 

まず、お部屋の飾り付けをして

 

事前に年中・年少さんで色を塗ったり、タンポポを作ったり、鳥を折ったりいて作りました。

 

そして、お出迎え

 

お祈りの後、年中・年少さんの出し物を披露

今年は、みんなで賛美をしました。

 

入園当時、一列に並ぶことさえ難しかった年少さんがこうして、ちゃんと並んで歌えました。

 

そして、みんなでおやつタイム

 

 

ゼリーやクッキー、おせんべいをみんなで美味しく食べました。

園長先生も一緒にね。

 

おやつの後は、卒園する年長さんから”手品”の出し物がありました。

 

さあ!何が始まるのか楽しみです!

 

ストローやカード、紙コップを使ったマジックにみんな目を丸くして、釘付けでした!

 

いつ、練習したのかな?とビックリする出来映えに、本当に大きくなったんだなぁと感慨深いものがありました。

担任の先生は、どんどんアドリブで進めてく姿に本当に感動しました!とおっしゃっていました。

 

そして、みんなでゲームをして

 

最後に内緒で作った、プレゼントの交換がありました。

 

 

 

年長さんからは、とてもかわいいマスコット人形が送られました。

 

こうして、お別れ会はとても楽しく過ごして終わりました。

 

でも、この日もう少し続きがありました。

お別れ会が終わり、お昼を食べてからの自由時間、年長さんはいつもとテンションが明らかに違い、みんなで「外で遊ぼう!」「お部屋で遊ぼう!」「外だ-!!!」と言う波のようなものがあって、その波に乗りきれなかったお友達が残されて・・・みんなと遊べない・・・と、大粒の涙をこぼして泣いてしまいました。普段、あまり泣かない子です。その子の目から大粒の涙がポロポロ、止まりません。

その涙は、今お友達と遊べなかったこともあるでしょうが、お別れ会をして、この幼稚園を去って行く悲しみ、寂しさ、不安のようなものもあったのだろうと思うと、教師も思わずもらい泣きをしてしまいました。

その後、みんなとは和解したのですが、その日はあまり遊ぶ時間がなったので、仲直りしたときにはもうお帰りの支度になってしまいました。

そしてこの子は、仲直りをして笑顔になった後も涙は止まらず、泣き笑いのままお帰りの支度をしていました。

 

旅立つこの子たち全員のこれからの歩みが守られて、祝福され、希望に満ちたものであるよう、これかも私たちスタッフは祈り続けていきます。

 

今週一週間は、いよいよ来週の水曜日に迫った卒園式の練習を頑張りました。

そして、この一週間にもドラマは生まれ、成長を感じてうれしくなることがありました。

そのお話は、いずれまたの機会にしましょう。

 

17日、第49回の卒園式を迎えます。