涙に濡れて悲しみを背負う人々の影に

慈しみを投げ捨てる前に知り尽くす花


見ていた夢は苦しみを抱え

知っていた嘘は憎しみを抱え


数多き血と血との交わりに肉が滅びる


輝いていた星は途絶える宇宙の隣接に

何を望み星座を彷徨う


手にした万物もやがての灰に散り

歩む人の肉もやがての灰に赤らかと燃える


羊たちの列に何を問えるのか

その地と川と湖と海を覆う輝は途絶え


その地の終わりに全ての廃墟を購う生き残りに

許されし詩の辿りを導こう