2009年に一度踏んでるピークにまた行きたいと。前回は北側の林道から経路を辿ってみたのだが、今回は南側の林道からだが取り付き場所がイマイチよくわからない。

まあ、行けるところまで行ってみるかと。

今回の相棒は自転車バカのS君。


 

アプローチは箱根登山鉄道で強羅まで輪行。50年ぶりに乗ったような、、、




林道入口までで汗ビッショリ。

途中にあったマイナーな梅園が見頃だったので一休みにサイコー。





ここから山道の取り付き点までは大した標高差がないので楽勝かと思いきや峠らしき所を越えるとダウンヒルが始まり折角登ったのに、、、

目印になる橋まできたのでそれらしき取り付き点を探すと赤テープが!

ここに間違いないと。



一休みしてからチャリを担ぎ上げる。

稜線までは標高差200m弱だがあそこまで登れるのかと不安になる。

踏み跡はしっかりあるが何ヶ所か迷いそうな所があって悩ましい。

かなり上がった所で笹藪に行く手を阻まれた。少し戻ってきた杉林の中を登ってみようかと思ったが稜線間近で大変な思いをするよりも笹藪突破を試みる。

足下の踏み跡を外さないように注意しながら進むがハンドルバーが邪魔で何度も跳ね返されるのだ。

S君の姿が見えなくなって大丈夫かなと思ってたら突然何か叫んでる。

もしや稜線に出たのかな?

よかったぁ!

ヤッター👍

いやぁホントよかった!




一休みしてまた押し担ぎ。これがかなりキツい。

前回はもう少し上部で稜線に合流したので。

でも笹藪がないだけラクに感じてしまう。

やがて両側とも眺望が開けてチャリに乗ることもできサイコーなシチュエーションに。そして待ちに待ったテッペンに到着。




誰も居ない山頂でランチに。

今回はハードになりそうだからインスタントラーメンに。

でもパック野菜、チャーシュー、メンマ、ネギ、おろしニンニク、茹で卵とかなり具たくさん。




コーヒーも沸かしちゃって



さぁて下りましょうか




天空の稜線をどこまで乗れるかと思いきや直ぐに押し歩きに💦

時間的にも小田原まではキツそうなので次のピーク手前でショートカット。

そこもあまり乗車率がよろしくない。

林道が横切ったのでそこを下ることに。

グラベル林道!

スピード出し過ぎ注意。

突然何か音がしたと思ったら後輪パンク。

バルブの根元が切れてる。

三国峠の下りで3回パンクした時を思い出してしまう。

新しいチューブに入れ替えてさあ出発。

林道ダウンヒルを満喫するも束の間ちょっと鋭角なコーナーに入った瞬間、今度は前輪のパンク💦💦💦

体勢を寝かしてたからそのまま前方に吹っ飛んだ。

もう替えチューブないし、、、

パッチで直さなきゃ。

しかしそんなに甘くはなかった。

またバルブ下が切れてる。

三国峠の時と同じだ。

あの時はパッチで塞がったが今回はダメだった👎

必死に直してる時は気にならなかったが指からの流血と打身による痛さでテンションダウン。

まだまだ山の中だし最寄りの自転車屋さんにチューブ売ってるか?

相棒のS君が買いに行ってくれるからゆっくり下山してくれとなんと頼もしい。

自転車屋さんまで10km以上はあるのに。

時は16時半を過ぎてるし、、、

自転車を押してるだけでも打撲した所が疼いてくる。

最寄りの駅まであと何時間かかるんだろう?

まあいいか、明日も休みだから何とかなるか。




少し不安だったが前方から人影が。

手には鹿角を持った自分より少し年齢上かな?と思った方に声を掛けて頂いた。

今の状況を伝えるとその方は駅まで送ってくれると!



いやぁ、こんなコロナ禍の中見ず知らずのオヤジに声かけてくれるなんて。



普通ならこんな時間にこんな山の中で人に会える確率なんてあるなり低いはずなのに。



直ぐにS君に連絡し申し訳なかったが自転車屋さん探しも終わりにして帰ってもらうようにお願いした。



鹿角を持った方は地元の方で午後に時間ができたからちょっと散歩にと仰っていた。

山やお花がお好きなようであちこち山の話で盛り上がってしまってあっという間に小田原駅まで乗せて頂いてしまいました。



ホントにありがとうございました‼️



こんな事が単独行だったらなんて考えるとゾッとする。

マウンテンバイクにフレンチバルブって空気圧の問題からバルブの撓みが大きいのか?

6気圧以上入れるようなタイヤでは今までこんな事はなかったし。

コレからはチューブ2本持ちする事にしよう。



S君最後にトラブルでゴメン



そして最後にカミさんにも感謝!

駅まで迎えに来てもらって



みんなありがとう‼️