コロナ禍により世界が、『精神的経済的に疲弊してきます』。

今まで考えもしなかった現実に出会った時、人はどの様に考え、生きていけばよいのか。

日本においてもコロナ禍により、多くの人々が当たり前であった生活が当たり前で無かった事に出会いました。

仏教でいう諸行無常です。

私たちの世界には何一つとして残る物は無く、形ある物、命ある物には常が無いと、お釈迦様はお示し下さいました。

その中で私たちは苦しみ悩む姿を、今現在の社会にあてはめて考えて見ましょう。

トイレットペーパー問題
自己中心な姿が、トイレットペーパー買い占め問題が有りました。

マスク転売問題
自己中心な姿が、マスクを買い占め一儲けしようと考えて、人の苦しみを土台とし、喜びを感じる姿。まるで鬼の様に感じました。



つまり諸行無常の世にあって、縁が整えば何をしでかすか分からない『我が身』である事をお釈迦様は教えてくれました。


浄土真宗の開祖、親鸞聖人は『さるべき業縁のもよおせば、いかなるふるまいもすべし』。(歎異抄第13章)と、誰であろうが縁が整えば何をしでかすか分からないとお示し下さいました。

いくら善人であってもです。





皆さんはいかがですか?






混迷の世の中だからこそ、仏教にご縁を結んでいただくと大変嬉しく思います。


コロナ禍の中、全国の浄土真宗本願寺派寺院をはじめ浄土真宗系の寺院は法要を縮小したり中止されたりです。
コロナ終息には法要法話が各寺院にて開かれます。どうぞご縁有る無しに関わらず、仏縁にお出会い下さいます事、心よりお念じ申し上げます。