金鹿学級です。

金鹿ルートはというと、やろうとしていることはいいとは思うんですけど、やっぱり難しかったよなという評価です。まあ詳しくはストーリー考察でやりたい。好き嫌いで言えば別にどっちでもってかんじ。

クロード=フォン=リーガン

見た目はそこそこ好みなんですが、いかんせん物語中での立ち回りが説明的すぎておもしろくないな、という感想です。バトル漫画で言う「解説キャラ」みたいな節があります。話運びのためだけにいますって感じがして味気ない。
しかし主人公の一人でありながら、支援会話Sでも結婚エンドにならないのは意外でした。ゴールといえば結婚だよね! という固定観念を平然と無視して見せるのも彼ならではかなと思うとそれはそれで味わい深いですね(いや、まあ指輪のやりとりはしてるのでいつかは結婚するのかもしれませんが)。

リシテア=フォン=コーデリア

なんたって顔がかわいい。声もかわいい。だけど性格設定の「子どもあつかいしないでください!」はちょっとわざとらしすぎて鬱陶しい、そんな感じです。無双だとめちゃくちゃめんどくさい女子になってて残念でした。
設定的には闇に蠢く者と関わるところを明かしてくれるポジションなのですが、まあここもクロード同様、演出がいやに説明的だなという感じ。

ヒルダ=ヴァレンティン=ゴネリル

まあ可愛いじゃん。特に尖った特徴も設定もなく、空気のような安心感があります。美少女ながらに斧を振り回すというギャップ、ピンク髪のツインテールというデザインにはどことなく古き良き萌えキャラ感があります。

マリアンヌ=フォン=エドマンド

差別的なことを言いますが明るい青や緑系統の髪色のキャラがあまり好きになれないのですが、それを差し引いても好きなキャラです。女神様への信仰が篤いように見えてその教義理解は浅く、自らの弱さや絶望の慰め程度にしかできていないようです。そこはまだお若いので、これからの修道生活でぜひ真の信仰に目覚めていってほしい。
いやまあ、普通に深層の令嬢って感じが好きなんですよね。私のオリキャラのマリアンヌと名前が同じところも好ポイントです。

ローレンツ=ヘルマン=グロスタール

ギャグキャラとして面白いという明快な魅力を持ったキャラです。根は真面目とか意外と頭がいいみたいな描写はありますが、まあギャグキャラです。

イグナーツ=ヴィクター

絵描きキャラということで密かに私が対抗心を燃やす(?)キャラです。しかしなまじ美術史を齧っていますと、やはりいろいろ口出ししたくなってしまうもの。いまよでは「芸術」とされる分野の多くも、近世以前では文脈が全く異なります。
それより少年ということで第一部と第二部の間にものすごく成長をするのがこのキャラの魅力でもあります。第一部のちんちくりんは正直好きになれないんですが、二部になった途端クッッッソ好みの美青年になるので困ります。ただ汎用セリフのボイスが第二部でも裏返ってるのでそこがめっちゃ気になっちゃって残念。

レオニー=ピネッリ

私あまり知性のない熱血キャラって好きになれなくて、デザインも別に可愛くないし……何より、失礼ながら声優がへた。それがめちゃくちゃ気になってしまって全然好きになれないキャラです。あとすんごい個人的な恨みですがイグナーツとの支援会話で「絵を描くならプロを目指せ」を押し付けてくるのがすんごい腹立ちます。
主人公の父を師に持っているというすごく物語に深く関わりそうな設定のわりに全然深く関わってこないのが惜しいですね。

ラファエル=キルシュテン

私あまり知性のない熱血キャラって好きになれなくて、加えていかつい男キャラも好きになれなくて……何より許せないのは私の好みの対極の地の果てにいるようなキャラなのに、よりによって私のオリキャラと名前が被っていることです。私のラファエルはこんな筋肉バカじゃなくて知的で思慮深い男なのです!!!
親を謀略で殺されているという過去を持つのですが、いかんせん脳みそが足りなすぎて本人もほとんど気にしていないという、なんとも、はあ……って感じです。

金鹿学級、以上!