今から15年位前、
オイラはとある沢の車止めにいた。


この沢は人気で
停まっている車の先行者が起きていれば
どの辺で竿を出すのかを
確認する必要がある。
まあ人それぞれで、中には周りを気にせず、暗いうちから歩く人もいた。





そこで20代の若者、5人組に話かけられた。


実は、去年隣の沢に入って良い釣りして
河原でテント貼って寝てたら
夜中に鉄砲水が来て
渓流シューズ、テントが流され、サンダルで帰って来た。

と、九死に一生を得た話をされた。




オイラは良かったね。
命まで執られなくて‼️と思った。

同年代、若年層だけのパーティーは非常に危険だ。
河原にテント⛺?
アホだ。
明らかに経験不足。



オイラは必ず高台にテントを張る。
それは鉄砲水が来ても絶対にかぶらない様な場所に張る事を師匠に教わっているからだ。


山の天気は非常に変わりやすく、
天気予報が信用出来ない。
ちょっとした夕立がたった30分降っただけで鉄砲水になります。


鉄砲水を一度見れば分かるけど、
本当に怖い。

まあ人から聞いた話より一度見てみれば本当の恐ろしさが分かると思う。


この若者達はやる気と体力は人一倍。
だけど可哀想な事は
優秀なリーダーや師匠がいなかった事。

自分たちの失敗を反省して、同じ過ちをしなければ良いが。

オイラは山のいろはを師匠から教わった。
師匠は自然を観察する目が肥えていた。
雲1つ見ても、今日は夕立が来るからお昼には釣りをやめて帰ろう。

雪代が入ったら川底が見えなり、渡るのが危ないから早めに帰るとか。

そういった知恵って、やはり経験だと思う。
少し臆病な位が丁度いい。



現在、彼らは渓流釣りやってるかな⁉️
良い師匠と出逢えたかな⁉️

出逢えていればいいな😃




今日の夕飯はトンカツを作りました。


キュウリは塩昆布とあえて


先日のワラビは
めんつゆ浸け
甘酢浸け
シンプルに鰹節醤油


料理は色合いが大切。
見る美味しさもありますよね😃

コロナの影響でゆとりあるプライベートな時間を大切にします。