こっこは現在、特別支援学校に通っている。

割と現状落ち着いているので、たまに「どうして支援学校にいるの?」と聞かれることがあるけど、それは就学相談で「支援学校が適」と言われたからに決まってます泣き笑い

先日、就学相談時に受けた発達検査の結果を改めて見たら、5歳6ヶ月の時点で、発達年齢2歳2ヶ月でした驚き

そりゃ支援学校判定になるわな、と納得の結果だわ。

あの時、大多数の子が受けたWISCはまだこっこには無理だとの判断で、新版K式発達検査をやった。

DQは40。想像以上に悪く、少し落ち込んだ真顔

認知・適応は1歳11ヶ月判定

年長なわけだからね。2歳にも満たない認知能力の子には、支援学校が最適としか言いようがない。


でもそこから、支援学校で手厚く、温かく見守っていただいたおかげで、こっこは本当に成長した。

多分、療育の頃の先生が今の彼を見たら、ビックリすると思うほどニコ


授業中に離席することはないし、お友達とトラブルになることもない。登校渋りもなく、予定把握は親よりも完璧。

生活面で見ても、トイレ、着替え、食事、入浴などは介助なしで出来る。

癇癪やパニック、過度なこだわりもない。


気になることといえば、エコラリアが多いこと。歩きながら突然YouTubeとかのセリフをベラベラ喋りだす。

あと、心の声がダダ漏れ。

先日、電車で座ろうとした時、おじさんに席を取られてしまったら、「なんでやねん!」とそこそこデカい声でつぶやき、すごく怖い顔で睨まれた。

声の調整がなかなか出来ない。

でもまぁそれ以外は、ただただ実年齢よりかなり幼いというくらいで、さほどの困り感はない。


授業参観に行くと、個別のプリント学習はともかく、集団授業だと参加してるのがこっこだけだったりすることが多い。友達は離席したり、教室から出て行ったり、上の空だったり、パッドで遊んでいたり。音楽や体育などの他クラスと合同授業になると、暴れたり奇声を発する子も少なからずいる。

言い方が難しいが、正直いつもそういう場面を見るたび、こっこはどう思ってるんだろう、と考えていた。

自分だけが真面目に参加し、答えていて、周りは好き勝手にしている状況に困惑したりしないのかと。

デイでも会話が出来る子の方が少数で、いつも決まった子としか遊ばない。

でも、彼は今の学校とデイが好きで、不満もないのだそうだ。

他を知らないから、ということもあるのかもしれないけど、周囲の子の状態も自然に受け入れている。

でも正直私は、本当にこれでいいのか、ずっとモヤモヤしているのが本音だ。


もう少しだけ、高いハードルを用意してあげた方がいいんじゃないか。


そんな思いがずっとあった。

お兄ちゃんははっきりと、「このままじゃもったいない」と私に言った。


学校の個人面談で、「中学は支援級を視野に入れてもいいのではないか」と担任に言われたことも、このモヤモヤに拍車をかけた。

一番仲の良い子は、中学は支援級に決めたらしい。

ぶっちゃけ、彼がいなくなったら、こっこの遊び相手はいなくなる。


でも実際、中学の支援級を見学してみると、レベルがまるで違うのだ。

こっこは今やっとカタカナが終わり、小1の漢字を始めたところ。

算数は10を越える足し算。引き算はちょっとおぼつかない感じ。

見学した中学の支援級の授業では、面積の計算をしてた真顔

正直、あと2、3年でこっこがそこまでのレベルになるとは思えない。

蓄積している知識が、多分まるで違う。


最初から支援級に入れていたら、少しは違っていたのかな。

でも、負荷の少ない支援校だからこその今の落ち着きだよな、とも思う。

ここも違う、でもあそこも違う。

母はまた一人でモヤモヤモヤモヤ不安


そのモヤモヤを解決する一助になればという気持ちで、現状把握の為の発達検査をしようと思った。

最初に自閉症の診断をしてもらった病院に相談したが、今は検査希望の人が多いこともあり、投薬が必要だったり、酷く困る症状がある以外の再検査は出来ないと言われた。

仕方ないので、ネットで検査をしてくれるクリニックを探しまくって、電車で30分くらいの所にある発達専門のクリニックを見つけ、検査を申し込んだ。


長くなってしまったので、続きますうさぎ