よくお兄ちゃんは、

「こっこがしゃべれるようになったら」という表現を使う。

一緒にあれをするんだ、これをするんだと。

彼にとっては、「しゃべれるようになる」が、

一つの基準になっているのだと思う。

 

昨日、ちょっとした話の流れで、

「こっこは小学校ではなかよしさん(特別支援学級)になるかも」

ということを話したら、

お兄ちゃんは泣いて反対した。

やっぱり心ない悪口を言う子はいるのだそう。

だったら、別の学校に行かせようかと聞くと

そんなこと言うなと怒る。

学校で一緒に遊ぶことを、とても楽しみにしているのだ。

「僕が校長先生に普通の一年生になれるようにお願いするから」

と訴えるので、とりあえずまだ先のことだし、

「じゃあこっこがみんなと一緒のクラスに入れるように

お勉強の協力をしてね」

ということでおさめた。

 

障害、というのを理解するのは彼にはまだ難しく、

病気みたいなものだと思っている。

「ママのお腹が悪いわけでも、こっこが悪いわけでもなくて

病気なんだよ」

と昨日言っていた。

病気は、治るものだとも、多分思っている。

 

ま、まだまだ先の話で、

あと2年でこっこがどれだけ伸びるかもわからないし、

その頃5年生になるお兄ちゃんも、きっと成長しているだろうし。

でも、やっぱりこのことは、

ずっと課題になるのだろうな。

お兄ちゃんを傷つけないように。

こっこにとっても最もいい道を。

 

 

 

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