オオカミ少年
人は嘘をつき続けると、たまに本当のことを言っても信じてもらえなくなる。それはわかる。だからといってオオカミが本当に現れた時に誰も助けに来なかったために、村の羊が全てオオカミに食べられてしまうのは、村の警備体制にそもそも問題があるのではないだろうか。オオカミが来ると言われて初めて警戒するのではなく、来る可能性があるのならいかなる時でも多少は警戒をしておく必要があるのではないだろうか。誤報をおそれるあまり、本当の危機があった時、警告することを躊躇して村の羊が全てオオカミに食べられる危険性だってある。少年の発言次第で警備体制が左右されすぎていることも問題だし、少年の発言に全ての責任をなすりつけすぎている気もする。少年がスケープゴートにされていることを疑う必要もある。