12月23日。クローズ・ユア・アイズが終わったと思ったらもうクリスマス目前だ。あっという間過ぎる。寒過ぎる。

 ふと芝居を初めた頃のことを思い出した(と言ってもほんの一年前のことだが)。


 ある機会にロ字ックの山田佳奈さんに芝居をみて もらった。芝居なんてそれまでまるでしたことの無かった私だが自信だけは満々でやろうと意気込んでいた。台本を読みの稽古に入ったらすぐに山田さんに言われた。
「君は長渕剛みたいだなあ。歌ってるというかもう、なんか長渕節だよ」

 よほど歌っていたのであろう。歌手に例えられてしまった。非常に悔しい。これは中嶋の心に深く刺さった。もし山田さんと演劇の世界で仕事が出来ることがあれば僕以前こう言われたんですよ!と意気込めるように日々精進している(その機会はまだ来ない)。


 そして今日、アマヤドリの広田淳一さんに芝居をみてもらった。まあまあセリフは違っていたが気持ちだけは全面に出せた(と思いたい)。
終わった後広田さんを見てみればなにやら笑っているではないか!!




これはまさか!褒め出しか!?




浅はかである。悲しいかな不覚にもそう思ったのだ一瞬だけど。そして広田さんが口を開いた。

「いや〜イイね、潜在能力だねえ、荒削りだねえ、室伏広治が野球してる感じだよ」



む、室伏広治だと!?



褒められているような褒められていないような、なんとも言えない複雑な気持ちが生まれた。しかし、私はこの言葉を前向きに受け止めることにした。
今年1年かけて長渕剛が野球する室伏広治になったのだ。身体能力とてつもなく高いし、始球式では130キロ近い速球を投げていたハンマー投げの室伏広治選手だ。そう考えるとそう悪くないものじゃないか!?長渕剛節と言われた去年と比べると結構前進しているじゃないか…!!?


来年こそ室伏広治がハンマー投げをしているような役者だと言われるようにまた一つ頑張ろうと決めた。。。どんな役者だろう。