春ももう終盤。前までは、4月になってからが春の本番だと思っていましたが、今年は桜が散りがちで、早くも葉桜になってしまった桜も多く見られます。気がつけば、春は過ぎ、初夏の陽気に突入するそんな時期です。
枝垂れ桜も花弁は散り散り、見るも虚しき葉桜に。"G"raceful "S"uper "E"xpressでGSE。ロマンスカーの中でも2編成(7輌1編成)のみ落成されたかなりのレア車輌である。
箱根山へは何度か行きたいと思っていたので、長距離の旅には持ってこいの良い車輌でした。
列車が厚木を出た辺りから、かの有名な天下の険である箱根山が見えてきました。
滝廉太郎作曲の「箱根八里」で有名な箱根山。[箱根の山は天下の険〜]のフレーズは聞いた事があるだろう。列車は小田原を出て、箱根板橋・風祭・入生田と登り、間も無く、終着の箱根湯本に到着。東海道五拾三次の一つである函根宿とはここのこと。尤も、湯本駅から国道1号線(旧東海道)は少し離れていますが。
さて、箱根湯本に着きました。実は大した計画も練らずに来た為、何をしようか迷っていましたが、綺麗な景色が折角目の前に広がっているのだから写真を撮ろうと考え、自前の1眼レフでどんどん撮影していきました。
箱根湯本駅の跨線橋から1枚。この辺りは駅伝でよく映る為、行った事がなくとも見た事ある人は多いだろう。
強羅・早雲山方のベルニナ号(箱根登山線)。芦ノ湖の海賊船へは、強羅でケーブルカーに乗り換えた後、早雲山からのロープウェイに乗り換えが必要となる。
しかし、ただシャッターを切るだけとは言え、数時間も歩き回れば疲れます。丁度私が好きな雰囲気のお店があったので、予算を計算した後、入店。昔懐かしのクリームソーダを注文しました。
コップの底が下に広がっているのがポイント。古き良き昭和の時代を味わう事ができた。純喫茶 ベルにて余談ですが、ロマンスカーは2人掛けの座席を持つ特急、ロマンスシートのある列車ということが発祥です。かつては窓側に共用の長机が設置されたり(現在では東武200系「りょうもう」等で見られる)したのも、全面展望の座席が2人掛けなのもこれが由来なのです。
箱根の山は天下の険。函谷関もものならず。
本日も閲覧いただきありがとうございました。