官能的グルメリポート 寿司一(青森)
青森に「寿司一」という寿司屋があるのをネットで知った。
寿司屋にうるさい親類を多く持つ私だが、この寿司屋の名前は、一度も聞いたことがない。
なのに、ネットでは偉く高い評価だ。
↓に物凄いレビューが・・・
http://r.tabelog.com/aomori/rvwdtl/333985/
(鮨画像はここから拝借しましたm( _ _ )m)
かの、銀座「久兵衛」で、先代の店主の元、修行したというこの寿司屋のオヤジ。
確かな目利きと、しっかりとした江戸前の仕事。
銀座の名店 鮨「青木」の主人も毎年、食べにくるとか・・・
ネットで見ると、予算お一人20,000~
ああ、この寿司を、人には言えない最高のセッティングで食べてみたい・・・
そこで、失礼ではあるが、お持ち帰りが可能か電話で確認。
OK~♪
いざ、到着してみると、店内は、がっかりするほど質素。
え?本当に名店なの?単なる大衆、寿司屋じゃないの?
土曜の23時なのに客も一人もいないし・・・。
で・・・握ってもらった寿司を持ち帰り、部屋の片隅に置いて、程なく、私はその存在を、数時間忘れた。
シャンパンだのビールだの、ウォッシュのチーズだの、人には言えないような遊びだのに夢中になっていたのだ。
かなりの時間が経過して、ふと私は空腹に気付いた。
既に期待もかなり薄れていたが、思い出したように鮨をほうばる。
上品でたっぷりなコクのあるマルク・コランのサントーヴァン1erクリュ レ・コンブ 2001に、鮨の相手をさせることにした。
何気に口に運んだ、ボタン海老・・・ブチン☆
・・・な、なんだ!!
適度な弾力を伴う歯ごたえと、口中で弾ける躍動感。
今しがた俺が、この海老の生命を奪ったかのような、命あるものの手応えを口中にを感じて、目が覚める思い・・・。
この海老は殺害されてから、相当な時間が経過している。しかし、まだ自分が死んだことに気付いていなかったのではなかろうか・・・この亡骸(鮨ネタ)には、まだ海老の魂が付着しているのではないだろうか・・・
そう思わせるほど、生命のダイナミズムみたいなものを、たった一貫の鮨に浴びせられた。
こんな、鮨があるのか・・・
まず、冷静になろう・・・グラスを口にして、サントーヴァンの長い余韻がほどけるのを待つ。
気を落ち着かせようと、カッパ巻きを口にした。
キュウリが、口の中でエクスプローション!!
まるで、ホウセンカの種のように、或いは、ピンを抜いた手榴弾の如く、噛んだ瞬間、口中いっぱいにキュウリが炸裂した。
やられた。
爆死だ。
ウニ、イクラ、アナゴ、平目の昆布〆、鯛、コハダ、トリ貝、イカ、シャコ、玉子など
鮨、一貫一貫にヤラレマクリ
ガリ、漬物にもヤラレマクリ
息をつく暇もない・・・
そして、数の子・・・それは、長い長い旅の始まり・・・
たとえは悪いが、砂抜き不十分なアサリの砂・・・ジャリ・・・堪らない不快感を一掃すべく口内を隈なくティッシュや水で掃除したはずなのに・・・またジャリ・・・ジャリ・・・あのしつこさを思い出す。
この数の子、今どき珍しい「乾し数の子」だそうな。
仕入れ値は、普通の「塩漬けの数の子」の5倍!!
これを水に浸けて一週間かけて戻して、鮨ネタに使うなんて店は稀有だとか・・・。
数の子の、一つ一つの粒々が、それぞれ個性を主張して、プチプチいいやがる・・・噛むたびにプチプチ・・・プチプチ・・・プチプチ・・・プチプチ・・・うおぉぉおおおっ・・・いつまで続くんだぁ!!・・・プチプチ・・・プチプチ・・・気の遠くなるような、長い長い数の子ワールドに引き込まれていってしまう。
ようやく、無限プチプチ迷宮、数の子ワールドから現実世界に帰ってきて、さて、いよいよ、クライマックスは、大間の大トロ!!
ただ口の中にベターっと溶けて広がるだけの大トロは何度も口にしてきたが・・・この大トロは、やはり別格。
口中に溶けて広がり、また、溶けては広がる大トロの脂はまるで、さざなみだ。
よく女性のオーガズムに例えられるワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」の「愛の死」の旋律のように。幾度も幾度も寄せては返す官能的な大トロの脂の波に呑まれて、身も心も陶酔・・・すっかり身体を任せてしまって、大トロの波間を漂う私はまるでクラゲ・・・し・あ・わ・せ・・・
様々な寿司屋に行ってきた私だけれど、こんなに鮨が官能的で、サイケデリックで、ぶっ飛ばしてくれるものとは、知らなかった。
食べてみたくなった方は、是非、青森へ・・・。
お勘定の時にも、かなりぶっ飛ばされると思いますが・・・w
寿司屋にうるさい親類を多く持つ私だが、この寿司屋の名前は、一度も聞いたことがない。
なのに、ネットでは偉く高い評価だ。
↓に物凄いレビューが・・・
http://r.tabelog.com/aomori/rvwdtl/333985/
(鮨画像はここから拝借しましたm( _ _ )m)
かの、銀座「久兵衛」で、先代の店主の元、修行したというこの寿司屋のオヤジ。
確かな目利きと、しっかりとした江戸前の仕事。
銀座の名店 鮨「青木」の主人も毎年、食べにくるとか・・・
ネットで見ると、予算お一人20,000~
ああ、この寿司を、人には言えない最高のセッティングで食べてみたい・・・
そこで、失礼ではあるが、お持ち帰りが可能か電話で確認。
OK~♪
いざ、到着してみると、店内は、がっかりするほど質素。
え?本当に名店なの?単なる大衆、寿司屋じゃないの?
土曜の23時なのに客も一人もいないし・・・。
で・・・握ってもらった寿司を持ち帰り、部屋の片隅に置いて、程なく、私はその存在を、数時間忘れた。
シャンパンだのビールだの、ウォッシュのチーズだの、人には言えないような遊びだのに夢中になっていたのだ。
かなりの時間が経過して、ふと私は空腹に気付いた。
既に期待もかなり薄れていたが、思い出したように鮨をほうばる。
上品でたっぷりなコクのあるマルク・コランのサントーヴァン1erクリュ レ・コンブ 2001に、鮨の相手をさせることにした。
何気に口に運んだ、ボタン海老・・・ブチン☆
・・・な、なんだ!!
適度な弾力を伴う歯ごたえと、口中で弾ける躍動感。
今しがた俺が、この海老の生命を奪ったかのような、命あるものの手応えを口中にを感じて、目が覚める思い・・・。
この海老は殺害されてから、相当な時間が経過している。しかし、まだ自分が死んだことに気付いていなかったのではなかろうか・・・この亡骸(鮨ネタ)には、まだ海老の魂が付着しているのではないだろうか・・・
そう思わせるほど、生命のダイナミズムみたいなものを、たった一貫の鮨に浴びせられた。
こんな、鮨があるのか・・・
まず、冷静になろう・・・グラスを口にして、サントーヴァンの長い余韻がほどけるのを待つ。
気を落ち着かせようと、カッパ巻きを口にした。
キュウリが、口の中でエクスプローション!!
まるで、ホウセンカの種のように、或いは、ピンを抜いた手榴弾の如く、噛んだ瞬間、口中いっぱいにキュウリが炸裂した。
やられた。
爆死だ。
ウニ、イクラ、アナゴ、平目の昆布〆、鯛、コハダ、トリ貝、イカ、シャコ、玉子など
鮨、一貫一貫にヤラレマクリ
ガリ、漬物にもヤラレマクリ
息をつく暇もない・・・
そして、数の子・・・それは、長い長い旅の始まり・・・
たとえは悪いが、砂抜き不十分なアサリの砂・・・ジャリ・・・堪らない不快感を一掃すべく口内を隈なくティッシュや水で掃除したはずなのに・・・またジャリ・・・ジャリ・・・あのしつこさを思い出す。
この数の子、今どき珍しい「乾し数の子」だそうな。
仕入れ値は、普通の「塩漬けの数の子」の5倍!!
これを水に浸けて一週間かけて戻して、鮨ネタに使うなんて店は稀有だとか・・・。
数の子の、一つ一つの粒々が、それぞれ個性を主張して、プチプチいいやがる・・・噛むたびにプチプチ・・・プチプチ・・・プチプチ・・・プチプチ・・・うおぉぉおおおっ・・・いつまで続くんだぁ!!・・・プチプチ・・・プチプチ・・・気の遠くなるような、長い長い数の子ワールドに引き込まれていってしまう。
ようやく、無限プチプチ迷宮、数の子ワールドから現実世界に帰ってきて、さて、いよいよ、クライマックスは、大間の大トロ!!
ただ口の中にベターっと溶けて広がるだけの大トロは何度も口にしてきたが・・・この大トロは、やはり別格。
口中に溶けて広がり、また、溶けては広がる大トロの脂はまるで、さざなみだ。
よく女性のオーガズムに例えられるワーグナーのオペラ「トリスタンとイゾルデ」の「愛の死」の旋律のように。幾度も幾度も寄せては返す官能的な大トロの脂の波に呑まれて、身も心も陶酔・・・すっかり身体を任せてしまって、大トロの波間を漂う私はまるでクラゲ・・・し・あ・わ・せ・・・
様々な寿司屋に行ってきた私だけれど、こんなに鮨が官能的で、サイケデリックで、ぶっ飛ばしてくれるものとは、知らなかった。
食べてみたくなった方は、是非、青森へ・・・。
お勘定の時にも、かなりぶっ飛ばされると思いますが・・・w