しゃけ子の子宮頚癌と腸閉塞&膀胱膣ろう闘病記 -3ページ目

しゃけ子の子宮頚癌と腸閉塞&膀胱膣ろう闘病記

2014年9月に子宮頚癌と診断されたしゃけ子の闘病の記録です
術後の合併症で腸閉塞と膀胱膣ろうになりました

留置カテーテルを入れて少し動けるようになると、早く退院しなさいと急かされるようになった

入院している意味はないとか…
どうせ寝ているだけなんだからとか…

担当医はいつでも退院していいから私のペースでいいと言ってくれ
亀のあゆみでも少しづつ退院に向けて準備しているのに
看護師長は時間がかかり過ぎる、もっと頑張れと、今すぐにでも退院しろと言わんばかり

私は出来ることなら、少しでも不安のないような状態になってから退院したい

もし、体調が急にわるくなっても病院の中なら安心だし
子宮頸がんという大病をして、さらに合併症まで出てしまった

どれだけ、悲しくて不安と恐怖を心の中に抱えているか…

確かに、世の中にはもっと辛い病気を患っていても頑張っている人はたくさんいる

本当に凄いと思う

でも、私だって
頑張っていない訳じゃない

むしろ、今まで身を粉にして生きてきた
友達にはいつも頑張りすぎだと言われてきた

そんな私の生き方を知っている友人達は声を揃えて

もう無理はしないで
のんびり過ごして

と言ってくれる

決して丈夫でない私が人一倍頑張ってきたことを友人達は知っているから



入院が長引くと体力も落ちて社会復帰するのが大変になるから、少しでも早く退院させる方針なのは重々承知している

でも、私の人生の質QOLは私が一番わかっているのだから、出来るだけ私の納得のいく生き方をさせて欲しい


顔や口に出さなくても
病人はいつだって頑張っている


だから
むやみに頑張れって言わないで