夏休み明けの初日の学校祭
僕らは制服に身を包み
三年生最後の学校祭にわくわくしていた
学校祭の後には琴似神社のお祭りがまっていたのも手伝って
僕とaくんは一睡もしていなかった学校に行って初めて今日琴似神社のお祭りがある事をしったのだ
やばくね?どーする?行けるっしょ‼
とゆういつもの流れで行く事に
高校生の頃は素晴らしく輝かしいものだった
という過去の記憶とリンクしていたからこそ
最後と言うものに敏感に切なくなってしまったのかもしれないけど
僕は彼女の手をひいて校内を歩く
「最後」の景色を目に焼き付けようと必死だった最後は切なさとの闘い
僕は進路を東京とずっと決めていたし彼女は地元の大学に進学する気だったから仮に彼女が大学で学校祭があってももう僕はそこにいない
高校三年生は毎日が最後の日
二度とこない高校生の4月1日
二度とこない高校生の4月2日
というように毎日が最後の連続
行事も日付けも何もかも
そんな中の大きなイベントの最後
彼女は体育コースの奴に呼ばれて理科室に入って行った
廊下に出ている奴らが告るらしいぞ!と騒ぎたてていた
チャイムがなってさっきまで隣にいた彼女がいない廊下を1人で歩く
終了をつげる式に出る為
僕は1人足を進める
後悔したくない
僕は理科室に走った
状況がどうであれ知ったこっちゃない
勢いよくドアを開けると彼女が泣いていた
隣りには何故か勘田がいた
そしてチューハイの缶がひとつ
僕は状況を理解できなかった
聞いて見ると
酒の力を借りて告白したそうだ
なんとも女々しい
僕は終了式に出ずチューハイの空き缶を持って体育コースの教室に行った
泣かせやがってと怒りに震えながら
犬猿の仲だったから潰してやると乗り込んで空き缶を投げて叫んだ
僕は彼女の手を取り最後の学校祭の終了を告げる式に向かう途中切なさに潰されそうだった
そこで目が覚めた
起きて当たり前のようにあっ学校行かなきゃって思ってしまった
彼女がダイエーのいつもの所で待っているし待たせると小言がうるさいから早く行かなきゃとしたくしそうになったくらい高校生の時の気持ちだった
違う
ここは東京
あれから7回目の独りの春
