監督:ショーン・アンダース 出演:ウィル・ファレル、マーク・ウォールバーグ
バツイチの連れ子がある綺麗な女性と結婚したブラッド(ウィル・ファレル)
良き亭主、良き父になろうと一生懸命、
そしてそういうことが根っから大好き
だけどいまいち息子と馴染めない、、、というか空振ってる感じ
奥さんはそんな彼に理解があるんだけれども~、、みたいな
そこへ別れた亭主が子供に会いにやってくる
颯爽とバイクから降り立った男臭くてワイルドなマッチョ、特殊部隊のダスティ(マーク・ウォールバーグ)!
わーい!パパだ~!、、息子、大喜び
新しいパパ、ピーンチ!!
かくて始まる息子争奪戦、、、
なんかとても良い感じ
心の中クスクスで、顔はニヤニヤしながらの楽しい(約)90分でありました
ウィル・ファレルって濃い顔
というか彫りが深すぎて人間超えてる
というかオランウータン
で、毒気を抜いた凄みの無いロン・パールマンみたい(個人的見解)
そんな彼が平凡通俗なパパ振りを発揮する
そんなユーモラスな姿にクスクス
そしてちらちらと見え隠れする誠実さに好感度大
誇張はあるけど、
いるじゃないですかこういう憎めない人って、、って感じ
対するマーク・ウォールバーグ
さすが元不良!
ワイルドさ、男臭さがさりげなく決まってます!
そしてそれ以上にさりげなく受けの演技が上手い!
さすが元不良!
、、不良って結構、人を良く見てて観察眼が鋭い人が多いので(かなり個人的見解)
そしてマーク・ウォールバーグも
ウッホウッホのゴリラ顔(獅子王さん、ちぶ~さん談)
だからといって決してサル対決(失礼すぎる)のドタンバタンなコメディにはなっておりません
わっはっはーと大笑いするんじゃなく
台詞、シチュエーション、キャラクターでチクリと刺して、ニヤニヤとしちゃいます
ロマンを求める男臭い男か
良き家庭を作る誠実な善き男か
シェーン、カムバック!、、みたいな
女性が男性に求める以上に(いや、それが分っているからこそ?)
男はこの二手に分かれた道の前で、苦悩するのであります(特に若いころは)
、、とそんな大上段に構えた作品ではありませんが
ニヤニヤっとさせられる〆のラストもよござんした~
では!